腰痛の原因は腰の疲労だけではなくストレスにあった!?その対処法とは?

 介護職員の大きな悩みの一つに

『腰痛』

があります。

 

 腰痛が原因で休職したり、退職する人も沢山います。

 

 きっと貴方も

「そうなんですよ!定期的に整体に行かないと腰がヤバいです!」

「腰痛のせいでいつまで介護を続けられるか不安な毎日ですよ!!」

「すでに腰が痛いのでコルセットと痛み止め薬は手放せません!!!」

のような状態だと思います。

 

 しかし、それでも改善しなかったり、対処療法になってしまっているケースがほとんど!

 

 そこで今回は

『腰痛の原因はストレスにあった!?』

という内容です。

 

 この記事を読む事で

◎、知らぬ間に貴方を蝕んできているストレスに気付けます。

◎、ストレスと向き合うことで腰痛予防になります。

◎、脳からのSOSを適切に受け取り、適切に対処できるようになります。

 

 それではストレスが腰痛の原因という話を見て行きましょう!

 

 

 

介護職員の腰痛の原因はストレスにある!?

 腰痛を持っている貴方は

『腰痛の原因はストレスにある』

と言われた今、何か思い当たることはありませんか?

 

 恐らく何かしら思い当たるストレス源がありますよね。

 そのようなストレスを我慢し続ける環境にあると、体が分泌する鎮痛物質が出されなくなり、痛みに敏感になって疲労している部位(腰など)が痛み出すわけです。

 

 このように、ぎっくり腰等のように明らかに腰に異常がある腰痛以外は、ストレスが原因かもしれないという事が分かってきているんです!

 

 では何故ストレスが腰痛の原因になるのか?

 それは主に3つです。

①、ストレスのせいで鎮痛物質が出にくくなる

②、ストレスのせいで体の筋肉が硬直する

③、腰痛への不安が積み重なって行く

 

 これは一体どういう事なのか、もう少し深掘りしてみて行きましょう!

 

 

 

ストレスが腰痛に与える影響

<①ストレスのせいで鎮痛物質が出にくくなる>

 人の体は痛みを感じると、脳内で

「この痛みはモロに感じるとヤバい!」

と判断して鎮痛物質を分泌します。

 

 それによって痛みがあっても何とか動けるわけです。

 しかし、ストレスを受け続ける環境にあると、その鎮痛物質が出されなくなってしまうそうなんですね!

 

 つまり、体が

「この痛みはそのまま受けたらヤバい痛さだ!」

と判断するほどの痛みをモロに受けるわけです。

 

 そりゃあ動けなくなるほどの痛みを感じるわけですよね。

 

 腰痛を抱えている介護職員の多くは、何かしら職員同士だったり、ご利用者との関係性だったりで強いストレスを抱えていがちです。

 そりゃあ我慢できないほどの痛みになるわけですよね。

 

 それは脳が

「ストレスを受け過ぎだよ!」

と精神面へ出しているSOS信号なのかもしれませんよ!

 

 

<②ストレスのせいで体の筋肉が硬直する>

 ストレスを感じると筋肉が硬直して、不測の事態に対処しようとします。

 危機が迫っているような状態と同じというわけですね。

 

 しかし、危機が迫っているのと違って、ストレスは根本原因が解消するまでずっと続きます。

 すると筋肉もずっと緊張状態が続きます。

 

 その結果、筋肉が固まり、他の部位を引っ張ってしまいます。

 そこで疲労の溜まっている腰が痛くなるわけですね。

 

 実際に腰痛で整体等に行っても、腰からではなく体全体やその他の部位からほぐしますよね?

 それはストレス等から来る緊張をほぐして、腰の筋肉が引っ張られているのを解消するためなんですね。

 

 介護職員ならこのメカニズムを一度は見聞きした経験があると思います。

 そうです!

 拘縮のメカニズムです!

 

「いや、拘縮の原因を知らないです。」

という貴方は是非この機会に一度調べてみて下さい!

 

 何故拘縮が強いご利用者は口が開いてしまっているのか?

 なぜ腕が反り返っているのか?

 なぜ体を突っぱねてしまうのか?

 なぜヒザが曲がって固まってしまうのか?

等々は全部筋肉の硬直から来ている事を知れますよ!

 

 

<③腰痛への不安が積み重なって行く>

 一度動けないほどの腰痛を経験してしまうと恐怖心が植え付けられます。

 普段からのストレスに、腰痛への恐怖心も重なりストレスが増します。

 

 更に人は、頭の中で想像したモノや事柄を体に反映させてしまう特徴を持ちます。

 これは、頭の中でレモンや梅干し等を想像するだけで唾液が出て来る現象と同じです。

 

 目の前には実在しないレモン等を想像しただけで、唾液が出るという事は

『想像が体に影響を及ぼした』

ということです。

 

 これは俗に言う

『催眠術』

に活用されているモノです。

 

 そのくらい人の体と想像とは密接なんですね。

 

 という事は、頭の中で

「あぁ~腰痛怖いな!この動き腰痛になりそう!どうしよう!また腰痛になったら!!!」

のように、常に自分が腰痛になることをイメージし続けていたらどうなるでしょうか?

 

 そうです。

 腰痛になるんです!

 

 だから腰痛になることを想像してしまうストレスも腰痛の原因なんですね。

 

 

 

まとめ

 介護の仕事は様々なストレスに晒される仕事です。

 

 しかし、そのストレスを我慢し続けていると体が

「この痛みをモロに受けたらマズイ!」

と判断しても、鎮痛物質が出されなくなり、痛みに敏感になってしまうんですね。

 

 このように腰痛とストレスの関係を知っていれば腰痛から

「あっ!私いまストレスがヤバいんだな!」

と、普段あまりストレスを意識しない人でも、ストレスに気付けます。

 

 ストレスに気付けたらストレスを向きあい、ストレス対策のための行動が取れるようになりますよね。

 

『腰痛=腰の疲労』

だけではなく、

『腰痛=精神面のSOS』

と気付けば適切に対処できるようになりますよね。

 

 そんな腰痛の原因となるストレスを何とかするために効果的な行動は

『運動をすること』

です。

 

 運動をすると、ストレス発散と筋肉を動かすして硬直を緩和する2つの効果が同時に期待できます。

 

「そうは言っても仕事で疲れちゃってて、筋トレとか無理です!」

という貴方は、まずは散歩・ウォーキングくらいの軽い運動から始めてみてはいかがでしょうか?

 

 それだけでもただ寝るだけより、ストレスや体の緊張のほぐれがとても良好になりますよ!

 あとは、やるかやらないかは貴方次第です!

 是非腰痛とストレス、両方と適切に向き合って下さい。

 

 

 

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