『新型コロナウイルスとは、結局何なの?』誰にでもわかりやすいようにまとめました。

2020年12月23日


 新型コロナウイルスが世界的に感染拡大をし、パニック状態になっています。


 しかし、多くの人が

「ニュースでヤバいと言ってるから怖い」

という状態です。


 そこで今回は自分でキチンと理解し、適切に向き合って貰うために

「新型コロナウイルスって何なの?」

「何がこんなに騒がれているの?」

等を知らない貴方向けの記事となっています。


 内容は次の7点

◎、新型コロナウイルスとはなに?騒がれている理由は?

◎、強さは?

◎、感染時の症状とは?

◎、感染すると、どんな人が重症化しやすいの?

◎、予防対策方法

◎、新型コロナかな?と疑う基準

◎、重症化しやすい持病持ちの人はどうすれば良いの?

◎、何故日本政府はPCR検査を積極的に行わないの?

 新型コロナウイルスに関して、網羅的に誰にでも分かりやすく説明していきます。


 医師や専門家が言っている内容って分かり難くて、聞いてもチンプンカンプンだったりしますからね。


 正しく怖がり、正しく対策をすれば、不要なストレスや不要な買い物等をすることなく、冷静なまま過ごすことが可能になります。


 是非貴方は冷静に正しく新型コロナ騒動に対応して欲しいと思います。


 なお、私は医師ではありません。

 医師等が公表している情報を元にまとめたモノとなりますので、予めご了承ください。



 なお最新情報としてこちらの記事も併せてお読みください

>>>【新たな危機の始まり!?】『新型コロナウイルスの変異種とはなに?』誰にでも分かりやすく説明します!





新型コロナウイルスとは、なに?騒がれている理由は?

<新型コロナウイルスとは?>

 まずは

『新型コロナウイルスとはなに?』

を知っていただき、その上で

『それで、何がこんなに騒がれているの?』

についても説明していきます。


 今騒がれているコロナウイルスは

『新型』

と言うくらいですので、コロナウイルスには旧型もいます。


 今まで発見されていた旧型のコロナウイルスは全部で6種類です。

 弱い種類のコロナウイルスだと、普通の季節性の風邪の原因の一つです。


 強い種類のコロナウイルスだと、別名サーズ、マーズと呼ばれ、致死率も10%前後ある強いウイルスとして知られています。


 そして、今回騒ぎになっているコロナウイルスは7種類目

 つまり、新たに発見された未知のコロナウイルスと言う事になります。


 堀江貴文さん等の著名人の中には

「風邪ウイルスにそこまでパニックにならなくても」

と言っている人がいる理由は、このような部分からです。



<新型コロナウイルスが騒がれている理由とは?>

 結論『未知のウイルスの感染が広がっているから』


 では、新型コロナウイルスがここまで騒がれている原因に触れて行きます。


 新型コロナウイルスは未知のウイルスなので、いつどこで、何が起きるか分からない。

「だから小さい感染で何とか食い止めたい!」

と言うことでしたが、抑え切る事ができずに現状があります。


 当初言われていた

「重症化しない人達」

の中からも死亡者が出るなど、少しずつウイルスも変化をしている可能性も示唆されています。


 そのため、適切な最新情報を常に、正しく、自分で入手し動静を見て行く必要があります。




新型コロナウイルスの強さは?

<新型コロナの致死率>

 ウイルスの強さを見る基準の一つとして、致死率で見て行きます。

 致死率が高いウイルスほど強いと仮定して見て行きます。


 日本 致死率 約2.5%

 世界 致死率 約7%


 対策をしなかったら想定、日本での致死率 約10%


 もちろん想定の値ですが、何の対策もしなかった場合の致死率をウイルス本来の強さと仮定すると、結構強いウイルスと言えそうです。


 致死率10%と言うと、調べたところ

乳がん、食道がん、くも膜下出血

等と同等の致死率です。



<新型コロナの感染力>

「感染力は当初インフルエンザと同等だろう」

と言われていました。


 しかし、感染者数を見る限り、インフルエンザよりも感染力は弱いと思われます。


 インフルエンザの感染力と比べる形で新型コロナの感染力の強さを見てみましょう。


 今年の日本国内でのインフルエンザ感染者が約730万人くらい。

 インフルエンザは飛沫感染、接触感染、空気感染をする。

 うがい手洗い、外出自粛等をしていても、この数字。


 新型コロナウイルスはやっと1万人を超えた値。

 新型コロナは飛沫感染、接触感染をする。現時点では空気感染はしない。

 感染しないように外出自粛等をしておりこの部分は上記インフルエンザと同じ条件で、この数字。


 そのため感染力だけで見れば、パニックになる必要はないレベルだと思います。


 そのことを理解した上で、次に

「じゃあ新型コロナウイルスに感染するとどんな症状が出るの?」

「どのくらいで治るの?」

等について触れて行きましょう!




新型コロナウイルス感染時の症状とは?

<新型コロナ感染時の初期症状>

 結論:『風邪と同じ症状。味覚障害』


 風邪の原因になるウイルスの仲間だけあって、初期症状は風邪と同じ症状のようです。

 具体的に言うと

◎、喉の痛み

◎、発熱

◎、咳

◎、筋肉痛

◎、体のだるさ

◎、鼻水、鼻づまり(これによる味覚障害)

◎、頭痛

◎、痰

◎、下痢

等々。


 全ての症状が出るのではなく、人によってこれらのどれかが発症すると言う事らしいので、まさに初期症状は風邪と同じですね。


 ただし、風邪と少し違う特徴として

『味覚障害』

が起きやすいと言われています。


 要は、何を食べても味がしない。

 この症状が強く見られたら新型コロナを疑う一つの目安になるようです。



<新型コロナ軽症の症状>

 新型コロナの軽症と重症の違いは

『酸素吸入器を必要とする呼吸困難があるか?ないか?』

だそうです。


 そのため、

『軽症』

と言っても、かなり辛い症状のようです。


 症状としては風邪と同じようです。


 ただし、症状の重さは軽症患者でも

『インフルエンザよりも辛いレベル』

のようです。


 なお、重症化しなければ主に5~7日間で治るそうです。



<新型コロナが重症化した場合の症状>

 結論:『肺炎を引き起こし、死に至るケースもある』


 初期症状が5~7日経っても一向に回復しないと、重症化するリスクが高まるそうです。

 新型コロナは軽症な状態から、急に症状が悪化する特徴があるようです。


 そして、重症化すると肺炎を引き起こし、酸素吸入器を常に付けるレベルの呼吸困難の症状が出てくるようです。


 軽症でもインフルエンザより辛いわけですから、重症となると本当に苦しいと思われます。


 肺炎治療を施すことにより回復するケースが多いそうです。

 しかし、肺炎が更に悪化し、他の病気も複数引き起こされることにより、死亡することもあるようです。


 簡単にまとめると、

『最初の5~7日間は風邪症状』

『5~7日間で回復すれば問題なし』

『5~7日間で回復する見込みがない場合には、急に重症化する恐れがあるので要注意』

と言う事ですね。


 なお、人の体内は免疫機能が働いているので、治る早さが5~7日ですが、ウイルスの寿命は恐らく2週間くらいだろうと言われています。


 だから、感染者の隔離や、頑張りどころが報道される時には

『2週間』

という期間が頻繁に言われているんですね。


 さて、症状を知ったところで、貴方が知りたい事は恐らく、重症化する人と、しない人の違いですよね。


 重症化しなければ普通の風邪と大差ないわけですからね。

 そこで、次に新型コロナウイルスに感染した場合に重症化しやすいと言われている人の特徴について説明していきます。




新型コロナウイルスに感染すると、どんな人が重症化しやすいの?

 結論:

『40歳以上で、継続的に薬を飲み続けなければならない持病を持っている人。又は肥満体質の人』


 コロナウイルスは変質しやすいことで知られるウイルスだそうです。

 そのため、感染が拡大すれば拡大するほど、変異をして特徴が変わる事もあるようです。


 ここで説明しているのはあくまでも

『全体的には』

の傾向の話です。


 例外がないわけではないので、ご理解下さい。

 実際に追記記事を書いている現時点(4月4日)において、条件に該当しない赤ちゃんや若い世代の人達も重症化している事例はあります。


 その上で、現時点で言われている重症化しやすい人の特徴は

 40歳以上の人で、心臓病、糖尿病、肺の病気、ガン等の薬を継続的に服用している人と言われています。


 それらの薬によって免疫力が低下していたり、弱っている臓器に入り込んでウイルスが悪さをしやすくなるためと考えられているようです。


 そして、これを言っている医師を沢山は見つけられないので参考程度に見て欲しいのですが、肥満体形の人も重症化しやすいそうです。


 これは新型コロナ限定の話ではなく、他のコロナや肺炎のウイルスに感染した時にも

『肥満体形の人は重症化するリスクがとても高いから』

と言う事のようです。


 なお、重症化しやすい肥満体形とは

『BMI値が40以上』

の人だそうです。




どのように感染するの?感染経路は?

『感染者の唾液を鼻や口、目等の粘膜に受けてしまうことで感染する飛沫(ひまつ)感染』

『感染者の唾液等が付着した場所を触れ、その手で自分の粘膜を触ることで感染する接触感染』


 この2つの方法で感染すると言われています。


 空気中を漂っているウイルスを吸って感染する空気感染はしないようです。

 この部分はインフルエンザとは違うようですね。


 ただし、最近の研究結果から、

『換気をしていない密室内では、空気感染に近い形での感染はあり得る』

と発表されています。


 くしゃみによって感染者の口から出たウイルスの大半は唾液と一緒に床に落ちます。

 しかし、換気をしていない室内では、一部の細かく飛散したウイルスが感染者の周囲の空気中を、数時間漂うそうです。


 そのため、

『空気感染はしないけれど、感染者の周囲においては空気感染に似た感染方法はする』

と言う事は頭に入れておいた方が良いかもしれません。




新型コロナウイルス予防対策方法

<感染予防方法>

 幾ら未知のウイルスと言っても、感染予防は基本的に他のウイルスと同じです。

 新型コロナウイルスの感染予防対策方法は

◎、出来るだけ外出を控える

◎、人ゴミを避ける

◎、うがい手洗い

◎、規則正しい生活

です。


 うがい・手洗いをして体に付着したウイルスを落とします。

 空気感染しないので、体に付着した手で顔を触らなければ大部分は防げます。


 規則正しい生活を心がける事で、免疫力を高めます。

 結局言ってしまえば感染しても、症状が出なければ怖くもなんともないですからね。


 免疫力を高める方法についてはこちらの記事もお読みください。

>>>病気に負けない体を作る!今日から出来る免疫力を高める方法4選


 あとは、ウイルスを貰って来ないように、出来るだけ外出しないことです。



<間違った予防対策>

 全く無意味と言うつもりはありませんが、勘違いしやすい、あまり効果がない予防対策についても触れておきます。


◎、マスク

◎、空気清浄機


 マスクの買い溜めによって店頭からマスクが消えました。

 これは恐らく感染予防のキチンとした知識がない人が不安から走った行動だと思います。


 何故なら、

『マスクに感染予防効果はほぼないから』

です。


 マスクの網目はコロナウイルスよりも大きいので、マスクをしていても中に入り込んできます。


 参考までにネットで調べたそれぞれの大きさをご紹介します。

 マスクの網目の大きさ 10~100マイクロメートル

 ウイルスの大きさ   0.1マイクロメートル


 全然大きさが違うのが分かりますよね。

 これだけでも、余裕でウイルスが通過してしまうイメージが湧くと思います。


 更にマスクは脇や鼻の部分等に隙間があります。

 その隙間から入られてしまえば無意味です。


 これらのことから、基本的にマスクは感染予防にはなりません。


 では何故それなのに専門家も、国も

「マスクをしましょう!マスクをしましょう!」

と叫んでいるのか?


 それは、

『感染者が他の人達に染さないため』

です。


 新型コロナウイルスは唾液と一緒に広がるので、その唾液を拡散させないためにはマスクが有効だからです。


 ウイルスだけで空気を漂う空気感染はしないわけですから、唾液を抑えれば感染拡大を抑えられると言う事ですね。


 空気清浄機も分かりますよね?

 空気感染しないわけですから、空気を清浄化したところで効果は薄いですよね。




新型コロナかな?と疑う基準

 初期症状が風邪と同じなので、中々普通の風邪との違いがわかりません。


 そんな中で

『放置したまま生活をし、急激な重症化!』

なんてことになったら笑えません。


 そこで国は、新型コロナを疑うべき一つの基準を明示しました。


 下記の基準に該当する人は各都道府県に設置されている新型コロナ相談窓口に電話相談をして下さい。

 いきなり病院へ行く事はNGです。


 新型コロナかな?と疑うその基準とは

◎、風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている。解熱剤を飲んでも下がらない。

※ 高齢者、持病持ちの人、妊婦は2日間で相談


◎、現時点で強いだるさや強い息苦しさがある

です。


 もし貴方や、貴方の周りの人がこれに該当する場合はこちらに電話をして相談して下さい。

>>>都道府県、新型コロナウイルス相談窓口一覧


 もう一度言いますが、

『いきなり病院に行ってはいけません』


 自分が新型コロナだった場合、周囲の人達に染してしまいます。

 自分がただの風邪だった場合、病院で新型コロナを貰ってくるリスクが高まります。

 だから、いきなり病院はダメなんです。




新型コロナで重症化しやすい持病持ちの人はどうすれば良いの?

 結論:『主治医に相談』


 多くの場合は無症状、軽症で治るそうですので、パニックになるほど恐れる必要はありません。

 しかし、問題は重症化しやすい条件に合う人です。


 そのような人は

「主治医に相談して対策を取って下さい」

と案内されています。


 重症化し、亡くなるケースは、新型コロナによる肺炎だけではなく、そこから更に別の病気も発症して、複雑に絡まり合って、更に悪化していくようです。


 そのため、その他の発症する可能性のある病気のワクチンを打つ等の対策もあり得るとのことです。

 この辺りはどんな持病で、どんな治療をしていて、どんな体調なのか?

等々を専門的な目線で、総合的に見て判断する必要があります。


 そのため、不安ならとにかくまずは

『主治医に相談』

 これに尽きるようです。




何故日本政府はPCR検査を積極的に行わないの?

 結論:『医療崩壊するから』


 最後に追記としてこの項目を設けます。


 世間の声として

「何で日本はPCR検査を積極的にやらないんだ?ふざけんな!数字を改ざんしようとしているのか?バカなの?」

のようなことが聞こえてきます。


 しかし、それは違います。

 日本政府が積極的にPCR検査をしない理由。

 それは

『医療崩壊を防ぐため』

です。


 日本政府は新型コロナウイルスが国内に入り始めた1月の時点から

『医療崩壊を防ぐことが重要!医療崩壊を防ぐために対策を!』

と一貫して言っています。


 PCR検査を積極的に行えるようにしないのも医療崩壊を防ぐためです。

 PCR検査は医師が行います。


 治療だけで限界ギリギリな状態なのに、検査なんて積極解禁したら検査希望者が殺到してしまいます。

 感染予防にそこまで効果のないマスクにですらここまでパニックを起こしている現状です。


 そんな中でPCR検査を全面解禁したらどうなります?

 病院に人が殺到し、検査できなければブチ切れる人続出!


 殺到することで感染リスクは更に高まり、怒号が飛び交うことで医師や看護師、医療関係者は心身ともに疲弊しきって医療崩壊。


 私程度の人間でもそんな状況が容易に想像できます。


 今の日本でPCR検査を全面解禁したらまず間違いなく医療崩壊すると思います。


 こちらの記事でも少し言っていますが、医療従事者達がどの程度の危機意識で新型コロナと立ち向かっているのか知って下さい。

>>>【新型コロナ】なぜ外出自粛要請の中でも遊び回る人がいるのか?その心理と自粛させる方法。【緊急事態宣言】




まとめ

 色々と詰め込んで話をしてきました。

 最後に新型コロナウイルスについての基本情報を簡単にまとめて終わりにしたいと思います。


『なぜこんなに騒がれているのか?』

 →現在発見されているコロナウイルス6種類に該当しない7種類目のコロナウイルスだから。


『コロナってどんなウイルスなの?』

 →風邪や肺炎の原因になる種類のウイルス。


『新型コロナは強いの?』

 → 症状も、感染力も結構強い。


『どのくらいで治るの?』

 →軽症なら5~7日くらい


『感染経路は?感染力は?』

 →他人の唾と他人が触った場所から感染します。感染力はインフルエンザくらい。


『重症化する人の特徴は?』

 →40歳以上で継続的に薬を飲まないといけない持病持ちの人。肥満体(BMI値40以上)の人。


『風邪と新型コロナを見分ける基準は?』

 → 風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている。

   解熱剤を飲んでも下がらない

   現時点で強いだるさや強い息苦しさがある

 のどれかに該当する場合は新型コロナを疑い、相談窓口に電話する。


『感染予防には何をしたら良いの?』

 →【外出を少なく】【人ゴミを避ける】【うがい・手洗い】【規則正しい生活】


『重症化する特徴の人はどうしたら良い?』

 →とにかく主治医に相談


『何故日本政府はPCR検査を積極的に行わないの?』

 →今の日本では医療崩壊を起こすから



 そんな中、2020年2月25日に日本政府が基本方針を公表しました。

 その内容も分かり易く説明しているので続けてお読みください。

※ この記事はまだ更新していないので、発表当初のままの情報です。


 日本政府の基本方針の中でもやはり言っている事は

『冷静に』

です。


 冷静にしていればそこまで恐れるモノではないようです。

 東日本大震災でも世界に絶賛された日本です。

 冷静に、出来る事を粛々と行いつつ、経過を見守っていきましょう!


 私が作成する新型コロナ情報に興味を持ってくれた貴方はこちらもご利用下さい。

>>>『新型コロナ』カテゴリー一覧



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