施設が崩壊するレベルの危険信号!!!『出勤時間がギリギリに変わった介護職員がいる』
出勤時間は職場への気持ち
<やる気のない介護職員>

介護施設は出勤して、勤務に入る前に申送り帳や日誌を見る必要があるため、早めに出勤するのが通例となっています。
概ね30分前出勤です。
しかし、慣れてくれば5分もあればザッと読んで把握できますので、5分前出勤をする介護職員もいます。
このタイプは危険信号の職員ではありません。
施設への思いと言うよりも、
「仕事面倒。だるい」
のような感情が原因だからです。
時間に厳しい役職者はこのような職員を
「遅い!やる気がない、弛んでいる!」
と怒る事があります。
それについて言う事は特にありません。
<危険信号を発している介護職員>

問題はそこではなく、危険信号として出勤時間が遅くなっている職員にも
「遅い!やる気がない、弛んでいる」
と怒る点です。
原因が全く違い、放置すると施設が崩壊するレベルの問題を抱えている人に
「やる気がない、弛んでいる」
は見当違いなことだと分かりますよね?
この見極めが出来ていないで、短絡的に怒るとこうなります。
施設が崩壊するかもしれない有力な情報を持っているその職員の心を完全に閉ざさせます。
つまり、見極め能力の低い役職者の安易な怒りは施設を崩壊へ導き得ると言えるんです。
では、
『どのような介護職員が重大な悩みを抱えているのでしょうか?』
『どんな問題を抱えている事が多いのでしょうか?』
『出勤時間に表れる理由はなんでしょうか?』
それらを見ていきましょう!
施設崩壊レベルの問題を抱えている職員の見分け方

ズバリ、
「この人が何でだろう?」
と感じる介護職員の出勤時間が遅い場合です。
例えば、
◎、出勤時間がキチンとしていたのに急に遅くなった。
◎、仕事をキッチリこなす性格なのに出勤時間だけ遅い
等です。
このような状況があったら施設が崩壊するレベルの問題が発生している可能性があります。
もっと見極める精度を高めるなら、
◎、歩き方が変わった
◎、一人でいる時の表情が下向きで暗い
◎、人と居る時の表情が、違和感があるレベルで急に明るくなった。
この辺りの部分も注目していると更に精度は上がると思います。
つまり、施設が崩壊するレベルの問題を抱えているかどうかを見極めるためにはある程度、
《現場の職員のことを見て、知っておかないといけない》
と言う事です。
私から言わせれば、役職者が現場の介護職員のことをこの程度も把握していない状態こそが施設崩壊を招く一番の原因だと思いますけどね。
「ヤバッ!自分のことだ!」
と思った貴方は今から職員を認める行動を取って下さい。
この問題を解決しようとする前に、まずはそこからです。
やる事はとても簡単です。
貴方からキチンとした挨拶をするようにするだけです。
この詳細はこちらの記事をお読みください。
介護職員が抱えている『施設崩壊レベルの危険』とは?

急に出勤時間が遅くなった介護職員。
遅く出勤するのは性格的に違和感のある介護職員。
歩き方が変わったり、表情に大きな変化が出た介護職員。
等々。
この介護職員が一体どんな問題を抱えているのか?
私が知っていたり、経験からの話ですがこのくらいの問題です。
◎、理不尽に厳しい先輩がいる
◎、パワハラに遭っている
◎、自殺を考えている
です。
<理不尽に厳しい先輩がいる>

「そんなことで?最近の人達はこれだから」
と思った貴方!
理不尽に厳しい先輩は害悪でしかありませんので、むしろ切り捨てるべきは先輩の方なんですよ。
理不尽に厳しい先輩は怠けているだけです。
個人では仕事はこなせるし、昔から何も考えていない多くの大人達は厳しい方が
「嫌われながらも頑張っている」
と評価しがちなので勘違いしている役職者も多いです。
全く違います。
理不尽に厳しいのは怠けているだけです。
その理由はこちらをお読みください。
その状態を放置していると、その理不尽に厳しい職員のせいで施設が崩壊に向かいます。
その一人の職員のせいで退職していった介護職員が一体何人いますか?
キチンと調べたら恐らく一人や二人ではないはずです。
私が知っている介護施設で、そのような理不尽に厳しい職員を擁護し、放置していた介護施設は洩れなく全て現場が崩壊しています。
反発する職員と上手く取り繕う職員とで派閥争いが起き始めます。
<パワハラに遭っている>

これは先ほどの理不尽に厳しい職員と共通する部分もあります。
理不尽に厳しい職員の多くは往々としてパワハラをしていますからね。
『ターゲット』
こんな言葉が常用語として存在していませんか?
キチンとしている介護施設では
『ターゲット』
こんな言葉は一度も聞くことすらありません。
それが普通です。
そのためこの言葉を何度か聞く事がある施設はパワハラが存在します。
そんなのパワハラを容認している状態と同じですからね。
私が実際に受けていた介護施設でのパワハラの内容はこんな感じです。
『ターゲット』
になるとこんなに大変で、介護事故を起こさない方が不思議な危険状態なんですよ。
一番被害を受けるのはご利用者ですので、パワハラを放置していたらご家族からも、パワハラを受けている介護職員からも、裁判沙汰は覚悟して下さい。
裁判沙汰になると介護施設は崩壊に向かいます。
イメージが十数年以上ドン底に落ち続けるためです。
<自殺を考えている>

これに関してはパワハラ等職場での事もあるかもしれませんが、そうとは限りません。
プライベートでそのレベルの辛いことがある場合もあります。
私も介護に転職してから、今までに2名自ら命を絶った仲間がいます。
1名はパワハラを端緒に、プライベートでも辛い事が重なったためでした。
もう1名は職場は関係ありませんでした。
このように、必ずしも職場が原因だとは限りません。
しかし、少しでも職場に辛い思いを持っており、亡くなる前にそのことを書き遺していれば当然遺族としては職場である施設に疑いの目を向けます。
裁判沙汰になる事も有ります。
裁判沙汰になったらどうなるかは、パワハラで言った通りです。
これは出勤時間だけではなく、歩き方等の部分も総合的に見ないと見分けは付きません。
本当に日頃からその職員の歩き方や表情等をキチンと把握していないと気付くのは難しいです。
しかし放置は施設崩壊の危機。
それなら先ほど紹介したように、今から貴方は現場の職員を承認して回る挨拶を始めて下さい。
出勤時間に表れる理由は?
<職場は地獄>

これはズバリ、
「職場に行きたくない」
と考えるからです。
もはやこの状態になると
『職場』
と言う認識ではないかもしれません。
『強制就労の場』
『監獄』
『地獄』
『敵地』
等々。
このように苦痛を与えて来る場との認識になっているかもしれません。
この状態に陥っていると本当に辛いです。
私も先ほど紹介した記事のパワハラを受けていた時期は地獄でした。
ストレスで胃潰瘍にもなっています。
自分を不幸にする。
自分に苦痛を与えるだけの場所には極力いたくないわけです。
だから苦痛な場との感情が出勤時間に表出しやすく、出勤時間がギリギリになるわけです。
<地獄を辞められない理由>

「そんなに辛いなら辞めれば良くない?介護職なら幾らでも転職先はあるだろうし」
と思うかもしれません。
普通はそう思いますよね?
しかし、そう思っても、中々行動できない理由があるから転職しないわけですよね。
中々転職できない理由として考えられるのは
◎、職場には恩義がある
◎、ご利用者は大好きでご利用者と離れたくない
◎、離れたくない職員がいる
◎、新しい介護施設へ行く事の不安
◎、求職活動中の生活費の不安
等々が多い印象です。
現場の介護職員に転職されてしまうと人手不足に拍車が掛かり大変なので、職場の人達には相談も出来ません。
だからこそ、その職員に退職されたくないなら、役職者はその職員の抱えている問題と真正面から向き合わなければならないわけです。
転職したいならその後押しをしてあげても良いと思います。
役職者が相談役になって下さい。
とにかく放置することが一番大きなリスクだと心得ましょう。
最後に

今まで職員の出勤時間をあまり気にしていなかった役職者さん。
貴方の施設には危険信号を発している介護職員はいませんか?
今の状態、環境がいつまでも続くと考えるのはとても楽観的過ぎると思います。
役職者である貴方ですら淘汰されていくかもしれないんですよ。
役職者の役割を
「嫌われてなんぼ!」
と言う役職者が多くいますが、それは怠けです。
又は能力が低いだけです。
能力が低い人間なんてこれからの時代必要なくなります。
時代は流れています。
このようなリスクの放置だけではなく、時代の流れを把握し、それに対応した教育をして行かないと介護施設は淘汰されていくと思います。
今のやり方のままあと数年~10年くらいいると人間は不要になるかもしれません。
その詳細、これからの時代の介護職員教育で必要な事についてはこちらの記事をお読みください。
こんな事実を知った上で、貴方はどのように動きますか?
動かないのは大きなリスク。
そんな時代なんですよ!
「ところで、この記事を書いている貴方はどなた?」
と疑問に思った貴方は私の自己紹介もご覧ください。
私は介護に関してこのように
◎、曖昧なまま使われている部分
◎、時代の変化についていけるような情報
◎、介護に対するやる気の向上
等に関する情報を出していきますので、是非また来てくださいね。
ツイッターでは私がその時々で思ったことを気ままに垂れ流していますので、ツイッターのフォローもよろしくお願いします。
等も宜しくお願いします。