井戸兵庫県知事の「介護従事者に5万円を支給しない」は公平な証拠!?冷静に説明します。
7月9日の記者会見で兵庫県知事の井戸さんがこのような趣旨の発言をしました。
「新型コロナウイルスの対応と直接関係のない医療従事者らにも5万円を支給するとした国の方針は、支給する意味合いに関して”説明がつかない”ので、兵庫県としては支給する気はない。」
この井戸兵庫県知事の発言に対してインターネット、特にツイッターでは大炎上!
#兵庫県知事に抗議します
とのハッシュタグもトレンドに上がり、
「ふざけんな!必死で予防したから感染者が出なかったんだろう!」
「感染者を出さなかった努力は評価しないってこと?」
「今の兵庫県知事は最低・最悪だな!」
等の批判する声が多くあがりました。
この一連のやり取りを見て貴方も同じように感じますか?
私も批判している人達の気持ちに賛同です。
しかし、その一方で賛同は出来なくても、井戸兵庫県知事の考えや判断の正しい部分も理解は出来ます。
今回はそんな井戸兵庫県知事の判断の正しい部分にスポットを当てて説明して行こうと思います。
何度も言いますが賛同はしていませんからね!
正しいことが必ずしも正義だとは限りませんので。
内容としては
◎、井戸兵庫県知事はとても視野が広く、公平である
◎、井戸兵庫県知事は公務員の鏡である
この2点についてです。
この記事を読む事で、兵庫県知事の意図を知ることが出来ます。
感情ではなく、客観的に物事を見ることが出来ます。
井戸兵庫県知事を擁護しているように見える私へ、感情をぶつけたくなります!!!
(すみません。実際にぶつけるのはご遠慮ください。擁護もしていませんし!)
それでは井戸兵庫県知事の発言の意図を詳しく見ていきましょう!
井戸兵庫県知事の発言の意味『とても視野が広く、公平である』
結論:『介護・医療従事者以外の人達のことも見えている』
今回の国からの慰労金の趣旨は、実際に新型コロナ感染者対応をした職員達だけではなく、感染拡大防止・予防に尽力してくれた医療・介護の従事者達への慰労の意味があります。
そのため、それを県の判断で勝手に止めてしまっているので批判の対象になっています。
貴方もだから怒りを覚えているのかと思います。
そんな貴方は医療・介護関係者ですかね?
では、ここで一つ冷静になって考えてみて下さい。
新型コロナ自粛の中、その影響を多大に受けた他の業種の人達の現状はご存知ですか?
◎、何もできずに倒産。
◎、何もできないまま失職。
◎、先行きが分からない不安から自殺。
そんな人達も沢山います。
彼らからすると新型コロナの中で国から補助金を受け、仕事の自粛も要請されないで仕事が出来る介護や医療従事者。
羨ましいと思われている部分もあることをご存知ですか?
介護や医療従事者の大半は
「新型コロナで世の中が自粛させられている中、危険と隣り合わせで休ませてももらえない」
と考えていました。
しかし、強制的に休まされて、自殺している人もおり、そのような人達からすると命を失う決断をしなくて済む職種は羨ましくもあるんですね。
新型コロナに感染しても必ずしも死ぬわけではない。
差別を受けても死ぬわけではない。
辛くても仕事は失わない。
死ぬわけではない。
こんな感情を向けられていることをご存知ですか?
恐らく知らないですよね。
井戸兵庫県知事はそのような人達のことも見えているのかと思います。
だから
『支給理由がいまいちハッキリしない人達に対しても、何も考えずに一律で大量の税金を投入するのは変じゃないの?』
と考えているのだと思われます。
『それだったら、そのお金を自殺しないように、そっちの人達に回したいよね』
と思っているかもしれません。
もちろん、知り合いでも何でもないので、想像ですが。
公務員・知事であればこのような考えや判断になっても不思議はありません。
知事も含めて公務員とは、
『小より大を救わなければならない人達』
ですので。
「介護や医療従事者だけ国に守られて、他の職種の人達は職を失い、自殺に追い込まれても何で何もないの?」
このように考えたら、確かに井戸兵庫県知事の判断もうなずける部分はありますよね。
井戸兵庫県知事の発言の意味『公務員の鏡である』
結論:『票取りではなく、公務員としての判断を全うしている』
何度も言いますが、これはあくまでも想像の話です。
実際の井戸知事がどんな人物かも知りませんので悪しからず。
その上で、もし想像通りの考えから
「介護・医療従事者への慰労金5万円は出さない!」
としているのであれば、これは公務員の鏡だと言えます。
何故か?
多くの知事は票集め、人気集めのために、公務員として必ずしも正しくはない判断をしがちだからです。
しかし、井戸兵庫県知事は批判を恐れず、票なんて関係なく、公務員として判断すべき基準で物事を見ている。
『小より大を守る』
『新型コロナで頑張ったり、苦労しているのは介護・医療従事者だけではないのに』
という部分ですね。
知事なんて地域では自宅まで知られていますので、下手をしたら命の危機まであります。
その上で、公務員としての公平さを重視する発言をした。
これはまさに公務員として身を滅ぼしてでも尽くす精神ですよね。
だから公務員の鏡と表現しました。
何度も言いますが、正しい判断が正義とは限りませんし、私は一切賛同しませんけどね。
そうですね。
井戸兵庫県知事の判断を表現するなら
『森を見て、木を見ていない』
です。
公務員として全体を広く見えている代わりに、一人一人の頑張りや感情が一切見えていないんでしょうね。
だから、多くの人達の感情を逆なでしている理由すら理解できていないと思われます。
どの判断が良い、悪いではなく、井戸兵庫県知事のこの発言・判断を冷静に見ると言う趣旨の記事ですので、そのように解釈できると言うだけの話です。
それを受けて貴方がどのように感じ、どのような意見を持つのかは自由です。
「あの人はそんな人物じゃないって!かい被り過ぎ」
と思うのなら、それで良いと思います。
これも何度も言いますが、私だって彼のことを一切知りませんからね。
最後に、ニーチェやアドラー心理学の考え方をご紹介して終わりにしようと思います。
『世の中に意味はない。貴方自身が見たいように見ることで勝手に意味を作っているにすぎない』
私は批判やマイナスの感情よりも、プラスを見て生きていきたいです。
だから、
「ゴミ!最悪!!」
と言われている人の中にも、何か良い部分がないか冷静に探した。
ただそれだけです。
まとめ
それでは
『兵庫県知事の「介護従事者に5万円を支給しない」は公平な証拠!?冷静に説明します。』
についてまとめて終わりにします。
井戸兵庫県知事はとても視野が広く、公平である
介護・医療従事者以外に新型コロナで大きな被害を受けた人達の事が見えている。
井戸兵庫県知事は公務員の鏡である
批判されようとも、小より大のためになる判断をしようとしている。
ただし、森が見えており、木が見えていない。
つまり、人の感情や思いが見えていない。
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