介護職員が怒りの感情を根本から適切に対応し、コントロールする方法。

「ムカつく~~!!!」

「衝動的にイラっとすることが多くて、いつか自分が虐待をしてしまうのではないか?」

「怒ってばかりで介護に向いていないかも」

このように悩むことはありませんか?


 今回はそのように悩んでいる介護職員の貴方向けの記事となっています。

 この記事が他と違うところは、場当たり的な対応方法ではなく

『根本から改善する』

という点です。


 そのために怒りの正体を理解していきます。

◎、怒りの感情の特徴を知る

◎、怒りの感情の原因を知る

この2点についてです。


 その特徴を知る事で、貴方の中で怒りの感情と上手く付き合っていくことが可能になります。

 発生した怒りの感情を誤魔化すのではなく、怒りの感情を受け止め、溜めないようにできます。


 それでは詳しく見ていきましょう。





怒りを根本から変える『怒りの感情の特徴を知る』

 結論:『誰でも怒りはコントロールできる』


「ついカッとなり、いつか虐待をしてしまうかもしれない」

このように悩んでいる貴方は

『衝動的な怒りの感情はコントロールできない』

と考えているのかと思います。


 しかし、実は衝動的な、ついカッとなる怒りも貴方はコントロールする事が可能です。

 つまり、一瞬で収める事が出来るんです。


『アンガーマネジメントでは6秒で怒りの感情は収まる』

と言われますが、本当は一瞬で消す事が可能です。


「そんなことないですよ!カッとなったら自分にはどうしようもないです。」

「怒りに駆られて大声を出しちゃうんです!」

「怒りに駆られて手を上げそうになるんです!!」

そう言いたくなりますよね?


 その気持ちは多いに理解できます。



<怒りを一瞬で消す事は可能>

 ではまず、カッとなったら、抑えられないと言う部分について考えてみましょう。


 貴方が親と喧嘩しているとします。

「ふざけんなよ!このクソババア!!!」

このくらいの事を言うかもしれません。


 こんなレベルで怒りの感情はヒートアップ!

 いわゆる自分の理性ではもうどうしようもない、抑えきれない状態ですね。


 そこに宅配便が来たらどうなるでしょうか。

「てめぇ!こんな状況の時に来てんじゃねぇよ!」

と怒鳴って追い返しますか?


 恐らく外行きの声で

「は~い」

と出ていきませんか?


・・・・一瞬で怒りの感情抑えられるじゃないですか。


 ついカッとなってしまったり、自分では抑えきれないと思い込んでいた強い怒りの感情も、実はこのように一瞬でコントロールする事が出来るんです。


 それなのに、何故多くの人は

「カッとなる怒りは抑えきれない。強い怒りはどうしようもない」

と勘違いしてしまっているのでしょうか?


 それが

「怒りに駆られて大声を出しちゃうんです!」

「怒りに駆られて手を上げそうになるんです!!」

の部分になります。



<人は怒りの感情を利用している>

「怒りに駆られて大声を出しちゃうんです!」

「怒りに駆られて手を上げそうになるんです!!」

 これって実は逆なんですね。


 つまり、

『大声を出すために、怒りの感情を利用している』

『手を上げるために、怒りの感情を利用している』

わけです。


 貴方は元々そうしたいと考えているんです。

 静かに自分に問いかけて見て下さい。


 普段からそのご利用者に対して怒りを覚えていませんか?

 普段からそのご利用者に関連して、貴方は怒られていませんか?

「そのご利用者のせいで」

と思う部分はありませんか?


 恐らく何かしらありますよね。

 その部分が貴方に

 ご利用者に対して大声を出したいと思わせているんです。

 ご利用者に対して手を上げたいと思わせているんです。


 しかしそれがダメな行為だと理性で分かっています。

 それをしてしまうリスクは大きいですし、自分自身で思っている自分の人間性が壊れてしまう。


 だから、怒りの感情に責任転嫁できるようにしているわけですね。

 人間は受け入れられない事に対しては言い訳を作りたい生き物ですからね。


 つまり、

「大声を出したのは怒りのせい」

「手を上げそうになったのは怒りのせい」

と考えていた貴方は、本当は大声を出したいと思っていた、本当は手を出したいと思っていた貴方自身の事を受け入れられていないわけですね。


 元々持っていたそれらの考えを意識して、受け入れることが出来ていれば、怒りを覚えても客観的な目線は失わず、コントロール出来ますので。


 難しいことは抜きにして、

『怒りの感情そのものは一瞬で沈める事が可能』

 この事実を知っておくだけでも損はないと思います。




怒りを根本から変える『怒りの感情の原因を知る』

 結論:『自分のこだわりを破られた時』


 人が怒りの感情をコントロールする上で

「人はどんな時に怒りの感情を覚えるのか?」

これを知っておく事はとても重要です。


 前項で見た通り、怒りは何かキッカケさえあれば一瞬で消せる特徴があるんですからね。


 そのついカッとなったときに、一瞬で怒りを抑えるキッカケとして、

『怒りの原因を知っておく』

という事です。


 人が怒りの感情を出す時。

 それは

『自分自身のこだわりを破られた時』

です。


 こだわりという表現が分かり難いなら、

『こうあるべき』

と考えている事と言い換えても構いません。


 貴方は普段怒りを覚えるのはどんな時ですか?

 少し思い出してみて下さい。

 どうですか?

 それはご利用者に叩かれた時でしょうか?

 良かれと思ってやったことを他の職員にダメ出しされたときでしょうか?

 ご利用者が全然ご飯を食べてくれない時でしょうか?

 ともかく、怒りを覚える状況が幾つか想像できたと思います。


 これらについても全て、裏には貴方自身のこだわりがあり、そのこだわりが破られているんです。

 例えば、ご利用者に叩かれた時。

 貴方はご利用者が出来ない事をしているわけです。

 そのことにより

「感謝されるべき」

という考えがどこかにあるんです。


 それなのに

「嫌だ!やめて!」

と暴れて暴力を振るわれる。


 感謝されるどころか、攻撃されています。

 つまり、こだわりが破られていますよね。


 良かれと思ってやったことにダメ出しをされた時も分かりますよね。

 良かれと思っていることを悪い行為として否定されているわけですから、これも貴方のこだわりを破られています。


 食事を食べてくれないご利用者も同じです。

 貴方の中には

「時間内に食べる必要がある」

「ご飯を沢山食べる必要がある」

等と考えています。


 それなのにご利用者が全然食べてくれない。


 貴方のこだわりが破られていますよね?

 だからイライラするんです。


 そうならないためには、貴方自身が一体どんなことにイライラするのかを知ることからです。

 仕事でも私生活でも良いのですが、

イラっ!

としたら、その都度メモするんです。


 そして

「ここにはどんなこだわりがあったんだろう?」

と考えておくんです。


 そして、

「そのこだわりとは本当に絶対的に守らなければならないものなのか?」

このように自問して下さい。


「別にそこまでこだわる必要ないですね!」

と思えれば、怒りの元となるこだわりが一つ解消したことになります。


 これを増やしていく事で、貴方は怒りの感情と上手く付き合えるようになります。

 そもそも根本的に、怒りの感情が沸く事が少なくなります。


「普段怒らない人が怒ると怖い」

と言われるものは、普段から怒りの感情を我慢している人に対して言われる言葉です。


 しかし、この方法を取り入れて怒らない人は、我慢ではなく、怒りを理解し、コントロール出来ている人なので根本的に違います。


 そのため、

「自分に介護は向いていないのかなぁ」

と自己嫌悪に陥ることもなくなります。


 人が見ていない夜勤中に急に言葉遣いや態度が変わるようなこともなくなります。

(これ結構多いんですよ!)


 是非、

①、怒りの元であるこだわりをメモする

②、こだわる必要があるのか考える

これを習慣にしてみて下さい。


 そこから貴方の人間性や生き方自体が大きく変わり始めます。




まとめ

 それでは

『介護職員が怒りの感情を根本から適切に対応し、コントロールする方法。』

についてまとめて終わりにします。


 怒りの感情の特徴は

◎、人は強い怒りでも一瞬でコントロールできる

◎、普段から行動したいと考えている事をやるために、怒りの感情を利用している


 怒りの感情の原因は

 自分自身のこだわりを破られた時。

 自分のこだわりを意識し、こだわる必要がない考えを捨てると怒りが沸かなくなる。



 このような情報を得ても行動しなければ無意味です。

 貴方は行動できる人ですか?


 それとも行動しないで今までと変わらず

「自分に介護は向いていないかも」

「いつか虐待しちゃうかも」

と自己嫌悪に陥る日々を過ごしますか?


 それを選ぶのは貴方です。



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