【防災グッズ】新型コロナと大地震が同時に来たらどう備えるかを考える。【避難所】
新型コロナ禍で5月に入り、関東地方では連日のように大きな地震が発生しています。
そこで否応なしに頭に浮かぶのは
『新型コロナの中で、東日本大震災のような大地震の発生』
3密を避けなければならないけれど、避難所は3密になる。
悩みますよね。
そこで今回は
「新型コロナの今大地震が起きたらどうなるの?」
「どのように避難したら良いんだろう?」
「同時に発生した場合、私達はどうしたら良いんだろう?」
「何を準備しておけば良いんだろう?」
「普通の避難と何か違う物は必要?」
等と不安な貴方向けとなっています。
私は元警察本部刑事部の人間で、今はS級防犯診断士、現職の介護職員です。
その経験や知識、今回記事を作成するにあたって調べた情報を元に、新型コロナと大地震が同時に発生した場合の備えについて見て行きます。
その内容は次の3点です。
◎、「新型コロナと大地震が同時に来たらどうしよう!?大丈夫かな?」では助からない
◎、新型コロナと大地震が同時に来た国『クロアチア』
◎、新型コロナと大地震が同時に来た時の備え
今回は新型コロナの中での備え、避難と言う部分をフォーカスしています。
新型コロナの前から大地震の備えをしている貴方も是非参考にして下さい。
それでは詳しく見て行きましょう!
「新型コロナと大地震が同時に来たらどうしよう!?大丈夫かな?」では助からない

結論:『行動しないと意味がない』
5月に入り地震が多いことから、ツイッター等では
「大丈夫かな?今大地震が来たらどうしよう?」
との声を多く見掛けます。
ハッキリと言います。
「大丈夫かな?どうしよう?」
と考えているだけの人は助かりません。
何故か?
そのような人の多くは不安がって考えているだけで、何も行動しないからです。
情報や知識と言う物は、それを活かす為に行動しなければ無意味です。
行動が伴って初めて意味を持つんです。
「新型コロナと大地震、同時に起きた時の為にこれを準備しなさい!」
「新型コロナと大地震が同時に起きたらこう行動しなさい!」
との情報を幾ら入手しても、実際に準備しなければ無意味ですよね?
だから、とても重要なことなので最初に、何度も言っておきます。
行動しなければ無意味です。
そのため、
「大丈夫かな?」
「どうしよう」
と心配しているだけの人は運が良くない限り助かりません。
普通の大地震とは違う環境になるわけですからね。
本当に心配しており、何とかしたいなら、情報を得た直後に即行動をして下さい。
即行動するか?行動しないかが分かれ目です。
では、貴方の情報との向き合い方に触れたところで、実際に新型コロナと同時に大地震に見舞われてしまった国の実情について触れて行きます。
それを知る事で、一体どうなってしまうのか?
の想像が出来ます。
そしてその後に何を準備すれば良いのかを見て行きましょう!
では、まずは新型コロナと大地震が同時に起きるとどうなるのか?です。
新型コロナと大地震が同時に来た国『クロアチア』

結論:『地震から身を守るのが最優先。コロナ感染は運任せ』
3月、クロアチアにおいて、新型コロナと同時に大地震が発生しています。
ニュース記事から地震当時の状況を読むと、
『地震発生直後は地震の揺れから身を守ることが最優先』
となります。
自宅が大丈夫そうなら、新型コロナの不安は小さくなりますが、問題は避難する時です。
避難先でも揺れから身を守るのが最優先になるため、地震の恐怖と新型コロナ感染の両方の恐怖が同時に圧し掛かってくるようです。
言ってしまえば
「新型コロナに感染してでも、今は地震から身を守らなければならない」
という状況です。
避難所でも
『人との感覚は2メートル以上空けるように』
と言われるようですが、パニック状態の中でそれがどれだけ守られるのかは疑問が残ります。
更に、避難した先で被災者同士のスペースをそれなりに空けなければなりません。
平常時の避難場所ですら場所がギリギリな事が多い中、それだけの場所が確保できるのでしょうか?
この辺りは少し疑問が残る部分として頭の片隅に入れておいた方が無難だと思います。
そのための準備物も次項で紹介します。
この項の最後として、復興の面についても少しだけ触れておきます。
クロアチアでは復興活動も新型コロナを意識して、人との距離を開けて進められているそうです。
そのため、協力し合って行う部分には限界があるようです。
その影響で復興速度が平常時の復興よりも遅くなると予測されています。
クロアチアがこの状況から復興するには早くて2年。
長引くと7年は掛かるのではないか?
と予想されているそうです。
正直な話、自分達だけでは限界があり、他国等からの支援に頼るのは必須な状況のようです。
ちなみに、日本は既に支援を行っています。
状況や環境が違うとはいえ、日本でも大地震が同時に発生した場合の参考にはなります。
平常時の大地震よりも復興が遅れる。
避難の関係で新型コロナの収束時期も遅れる。
このように、新型コロナ禍で巨大地震も同時に発生すると、両方が遅れる可能性があると言う事です。
なお日本の各自治体も、新型コロナ禍における大地震への備えをサイト上に開設していますので、是非一度自身でも確認しておいて下さい。
特に江戸川区に住んでいるわけではないのですが、検索したら一番上にヒットしたので、江戸川区の開設ページを載せておきます。
>>>新型コロナウイルスの流行中に大地震が発生したら(東京都江戸川区)
「新型コロナと大地震が同時に起きたらどうなるのか?」
を簡単に見たところで、次に
『私達個人はどのような備えをしておけば良いのか?』
についても見て行きましょう!
新型コロナと大地震が同時に来た時の備え

私は防災について調べてはいますが、防災のプロではありません。
『元警察官、防犯のプロ、介護のプロ』
です。
防災のプロからのアドバイスは他のサイトに譲ります。
ここでは私特有の、私の知見から、実際に自分自身で準備している備えについて紹介していきます。
そのため、他のサイトにはない準備も多々あります。
是非貴方の防災の備えの参考にしてみて下さい。
<防災グッズ全般>
先ほども言いましたが、私は防災のプロではないので、私の防災グッズの基盤は
『市販されている防災一式の商品』
です。
普通にインターネットで購入できる防災用品の一式。
これを買っただけです。

一個一個調べて準備していたらお金も、労力もかなり大変です。
特別な知識やこだわりがない限りは、防災セットの商品を購入して備えるのをオススメします。
下手に自分で揃えるより性能も、コストパフォーマンスも、良好です。
<笛>

防災グッズに入っているモノもありますが、私が持っている防災セットには入っていなかったので、笛を自分で買って入れています。
混乱した喧騒の中で、助けを呼ぶ声は搔き消えます。
そこで遠くまで聞こえやすいのが笛の音です。
いざという時に役立つので笛を入れています。
なお、私の場合、警察官が仲間に助けを求める
『救援要請信号』
も知っているので、警察官を呼ぶためにも使えます。
乱用すると迷惑になるので、よっぽどじゃない限り吹く気はありませんが。
警察官の吹く笛には、全部吹き方の違いによって意味があるんですよね。
<警杖>

これは警察官特有の準備物だと思います。
警杖(けいじょう)です。
ニュースなんかで河原を捜索している警察官の姿を見たことはありませんか?
その時に持っている棒がこの警杖になります。
大地震が夜発生したら足元が見えません。
万が一足元が浸水していたら、ライトを照らしても見えません。
そんな時にはこの警杖で先を探りながら動きます。
杖ですから、足を怪我していたら普通の杖としても使えます。
一般的にはこのような使い方になります。
ただし警察官の場合、警杖の一番一般的な使い方は武器です。
警杖は、杖術の武器として訓練を受けています。
新型コロナに加えて、大地震。
間違いなく暴漢は増えますので、撃退する武器としても私は備えています。
>>>「私には関係ない」と思っている人にこそ知っておいて欲しいこと5選。新型コロナ緊急事態宣言によるネット難民問題から貴方の身を守る方法
<十徳ナイフ>

簡単に言うと、多機能なアイテムです。
缶切り、ハサミ、ノコギリ、栓抜き
等々。
一つに様々な機能が備わっています。
「缶詰めはあるのに、缶切りがなくて食べられない!」
なんてコントのような事にならないために、十徳ナイフは入れています。
<浄水ストロー>

人が生きる上で水は必須です。
防災グッズにも入っていますし、配水もされます。
しかし、水はとても重いので持ち運びにはとても不便します。
そこでこの浄水ストローです。
このストローを通した水は浄水されるので、少しくらい汚い水でもそのまま飲む事が可能になります。
水溜まりでも、池でも、川でも、このストローさえあれば水の確保ができます。
新型コロナの中で、配水車に並ぶのもリスクですからね。
<歯磨きセット>

平常時の避難ならエチケット用品はなくても何とかなります。
しかし、新型コロナの要素が加わると歯磨きセットも用意いておきたい物です。
新型コロナの恐ろしいところは、肺炎になった時に発揮されます。
肺炎予防のために平時から出来る事とは?
歯磨きです。
口内菌も肺炎の原因になり得ますからね。
そのため、口腔内を常にキレイに保つ事も重要な要素になります。
このような理由から口腔セットも、新型コロナ禍における避難グッズには入れておきたい物の一つです。
<簡易トイレ>

平時の避難でも簡易トイレは重宝されると言われます。
しかし、新型コロナ禍においては身を守る為にも必須のアイテムになります。
避難所でトイレには長蛇の列ができます。
ただでさえ人が密集している避難所で、更に密集するのがトイレです。
そんな所に並んでいたら
「新型コロナに感染させて下さい」
と言っているようなモノです。
そのため、トイレに並ばなくても済むように、新型コロナ禍において簡易トイレは必須なアイテムになります。
<ハザードマップ>
『どの地域が危険か?』
のようなことが書きこまれている地図になります。
普段から防災意識が高い人は既に持っていると思います。
しかし、新型コロナ禍においてハザードマップが更新されている自治体もあるようですので、再度この機会に取得しておいても良いと考えます。
配布場所は主に市区町村関係施設です。
他には介護施設に併設されている事の多い地域包括支援センターに置かれていることも多いです。
貴方が介護職員なら、普段見過ごしている一般来訪者向けのパンフレットの中にハザードマップも入っていることがありますので、この機会に一度見て下さい。
まとめ

では最後に
『新型コロナと大地震が同時に来たらどう備えるかを考える』
についてまとめて終わりにします。
どんなに情報を持っていても、行動せず
「新型コロナと大地震が同時に来たらどうしよう!?大丈夫かな?」
と考えているだけでは助からない。
新型コロナと大地震が同時に来た国『クロアチア』の状況は
◎、地震発生直後は地震から身を守る事が最優先
◎、新型コロナを警戒して復旧作業が遅れている
◎、他国の支援に頼る必要があるレベル
新型コロナと大地震が同時に来た時のために私が準備している備えは
◎、市販の防災グッズ
◎、笛
◎、警杖
◎、十徳ナイフ
◎、浄水ストロー
◎、歯磨きセット
◎、簡易トイレ
◎、ハザードマップ
大切なことなので最後ももう一度これを貴方にお伝えします。
『情報を得ても、行動しなければ意味がありません。』
今から災害に向けて準備をするのか?しないのか?
それを決めるのは貴方次第です。
「ところで、この記事を書いている貴方はどなた?」
と疑問に思った貴方は私の自己紹介もご覧ください。
私は介護に関してこのように
◎、曖昧なまま使われている部分
◎、時代の変化についていけるような情報
◎、介護に対するやる気の向上
等に関する情報を出していきますので、是非また来てくださいね。
ツイッターでは私がその時々で思ったことを気ままに垂れ流していますので、ツイッターのフォローもよろしくお願いします。
等も宜しくお願いします。