【憲法改正】緊急事態条項とはなにか?誰にでも分かりやすく説明します【メリット・デメリット】

 新型コロナ禍において、騒がれている大きな問題が

『緊急事態条項を憲法に盛り込もう!』

との動きです。


 実はこの問題は、何となくの雰囲気で見ている貴方にも大きく影響がある出来事です。


 そこで

「緊急事態条項は必要だ!賛成」

「緊急事態条項は危険だ!反対」

「良く分からないけど、難しい事は分かる人だけで勝手にやって」

「興味はあるけど、難しくて分からない」

そんな貴方向けに緊急事態条項を分かりやすく説明します。


 全然分からない貴方にも分かるように、今回の内容は

◎、緊急事態条項とはなに?

◎、緊急事態条項の内容とは?

◎、緊急事態条項のメリットとは?

◎、緊急事態条項のデメリットとは?

 この4点に絞って説明をして行きます。


 この記事を読む事で、日本に何が起きようとしているのかを知る事ができます。


 この新型コロナの中、日本の国が大きく変わるかもしれない重要な国民投票も行われるかもしれません。


「こんなハズじゃなかった」

とならないためには、キチンと理解しておく事が必要です。


 では緊急事態条項について詳しく見て行きましょう!





緊急事態条項とはなに?

 結論:『緊急事態時の政府の動きを定める提案』


 新型コロナによって緊急事態宣言が出されました。


 しかし日本政府はお世辞にも適切早急な対応が出来ていたとは言えません。

 もちろんその理由は様々あります。


 しかしその原因の一つとして

『緊急事態時の取り決めがなかったから』


 ここに着目して、安倍総理の自民党で、

「緊急事態時における採り決めごとを憲法に盛り込もう!」

と提案されました。


 その提案こそが

『緊急事態条項』

です。


 案外見落としがちな部分として

『憲法に盛り込む』

という部分です。


 つまり、緊急事態条項は

『憲法改正』

の話です。


 現:安倍政権だけの話と勘違いしている人も多く見受けられますが、違います。


 今後政権が変わっても変わらない、

『日本そのモノのあり方を問う話』

です。


 そして、その提案された内容の捉え方が人によって違うため、話題となっているわけですね。


 新型コロナで政府の動きが遅かったこともあり、その内容が必要だと感じている人達は

「緊急事態条項は必要!だから賛成」

と主張しています。


 その内容は危険性を帯びていると感じている人達は

「緊急事態条項は危険だ!だから反対」

と主張しています。


 では人によって捉え方が違う緊急事態条項の内容とはどんな内容なのでしょうか?

 それを見て行きます!




緊急事態条項の内容とは?

 今回提出されている憲法に組み込もうとしている緊急事態条項は大きく2つのポイントがあります。

◎、緊急事態の宣言について

◎、緊急事態宣言の効果について

です。


 どのような時に緊急事態宣言が出せて、緊急事態宣言が出されるとどうなるのか?

 この辺りが明確になると言う事です。


 正直現在はこの辺りが何も定まっていないので、ふわふわしています。

 そこに切り込むと言う趣旨ですね。


 参考までに現在の緊急事態宣言の内容についてはこちらもどうぞ。

>>>「緊急事態宣言とはなに?」誰にでも分かりやすく、簡単に説明します!


 ではその提案されている内容を簡単に列挙していきます!



<緊急事態の宣言について>

◎、事前に国会に言わないでも、政府の判断だけで緊急事態宣言を行う事が出来る

◎、緊急事態宣言を出したら、その後に国会に認めてもらう必要はある。

◎、もしも国会が認めない場合は、緊急事態宣言を解除しなければならない。



<緊急事態宣言の効果について>

◎、緊急事態下では政府の判断が法律と同じ威力を持つ。

◎、内閣総理大臣は各自治体(都道府県、市区町村)に対して強い指示が行えるようになる。

◎、それらについては、後に国会に認めてもらう必要がある。

◎、国民は(法律がなくても)政府が言っている事に従わなければならない。

◎、緊急事態宣言の間、衆議院は解散されない。




緊急事態条項のメリットとは?

 結論:『手続きが大幅に減り、政府が迅速に動ける』


 今は何をするにも基本的に国会の承認が必要です。


 そのため、政府だけで

「よし!緊急事態宣言を出そう!」

「支援予算を出そう!」

等と考えても、すぐには出来ません。


 それをするためには国会の審議を経なければならないからです。


 その部分を解消するために、今回の緊急事態条項は

「緊急事態の時は迅速さが大事だから、政府だけの判断で行えるようにしましょう!」

という提案です。


「政府も国会議員も、とにかく動き出しが遅い!」


 このように思っている人からすれば、迅速に動ける仕組み作りは歓迎すべき部分ですよね。




緊急事態条項のデメリットとは?

 結論:『威力が強すぎるので、活用する政治家が信用できない』


 今回の緊急事態条項の内容は

『緊急事態時には政府の権限が物凄く強くなる』

と言い換える事が出来ます。


 言ってしまえば迅速に動く為に、政府の暴走を止める機能である国会を無視できるわけですからね。


 その一番怖い部分が

『政府の判断が法律と同じ強さを持ち、国民は従わなければならない』

と言う部分です。


 要は

『緊急事態時には、抑止力のない状態の政府の言う事を聞け』

と言う事です。


 これの何が怖いのか?


 極端な例を出すなら

「外にいる者は、問答無用で即逮捕する」

「無職者は介護の仕事をやれ!医療従事者のサポートをしろ」

このような事も可能になり得ると言う事です。


 そして政府の言う事を聞かない者には罰則を設けることも可能になります。


 現時点では取り決めが曖昧なため、罰則までは設定できない事が多いですが、罰則の制定も今より簡単に出来ます。


 更に不安要素としては、緊急事態宣言の取り下げについては規定があるのに対して、緊急事態宣言下での政府の決めた事に関しては取り下げる決まりがない事です。


 緊急事態宣言下で政府が独自に法律と同じ効果を持つ命令を出しても、事後に国会から認められる必要はあります。

 しかし、国会に認められなかった場合に取り下げる必要があるとは言っていないんです!


 ここが少し怖いですよね。


 つまり、制度自体にはメリットもあるのですが、それを扱う政治家が悪用しようと思えば、自由に悪用できてしまう。


「だから怖いよね」

と言うのがデメリットになります。


 ついでにオマケとして一つ付け加えると、憲法改正の話ですので、下手をすると新型コロナが収束する前に

『国民投票』

が行われる可能性もあります。


 憲法を改正するためには国民投票をしなければなりませんからね。


『今後の日本そのモノのあり方を問う投票』

です。


 それがこの新型コロナで大騒ぎされている最中に問われる。

 しかも、投票をしに外出しなければならない。


 この部分も今緊急事態条項について考えるデメリットと言えるかと思います。




まとめ

 では最後に

『緊急事態条項とはなにか?誰にでもわかりやすく説明します』

をまとめて終わりにします。


 緊急事態条項とは

 憲法改正の話で

『緊急事態時の政府の動きを憲法に盛り込みましょう』

という事。


 緊急事態条項の内容とは

◎、緊急事態宣言を出せる条件

◎、緊急事態宣言を出したときに出来る事

この2点を明確にすること。


 緊急事態条項のメリットとは

『緊急事態時に手続きが大幅に減り、政府が迅速に動けるようになる』


 緊急事態条項のデメリットとは

『威力が強すぎるので、活用する政治家が信用できない』



 重要な事なので何度も言います。

 緊急事態条項とは憲法改正。

 つまり、今後の日本と言う国、そのもののあり方を問う話です。


 安倍政権がどうとか、そんな小さい話ではありません。


 そしてその是非は、投票と言う形で貴方自身に判断を求められます。


 貴方はその時にどのように判断し、行動しますか?

 緊急事態条項とは、今のうちから考えておく必要がある、貴方の問題です。



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ふたひいに

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