【戦争リスク】原油価格マイナスとはなに?戦争が起きるか、起きないかを考える【新型コロナ】
今回は原油価格マイナスによる戦争リスクについて書いて行きます。
遅かれ、速かれ原油価格暴落による戦争の可能性は多くの人の目に入ってくると思います。
貴方が不意にその情報を入手した時に、
「えっ!戦争が起きそうなの!?」
「原油で戦争!なにこれ!本当なの!?」
「どれが本当の情報なの!?」
「もう世界の終わりだぁ~!」
「原油価格どうこう言われても難しくて分からない!」
等と貴方が不安な気持ちからデマだったり、記事の怖い部分だけ読み取り、勝手にパニックになる事を防ぐために書いて行きます。
今回は
◎、原油価格マイナスとはなに?
◎、何故原油価格がマイナスになるの?
◎、原油価格がマイナスになると何故戦争リスクが高まるの?
◎、戦争リスクについて考える
これらについて、誰にでも分かりやすく書いて行きます!
では早速それぞれについて見て行きます。
新型コロナの影響で戦争?『原油価格マイナスとは何か?』

結論:『原油を買うとお金が貰える』
価格のマイナスと言う部分が分かり難いんですよね。
普段私達が買い物をする時には、プラスの価格が付いています。
つまり、お店で商品を買う時に、私達がお店へお金を支払って商品を受け取ります。
一方の価格マイナスは逆なんです。
お店で商品を買う時に、私達がお店からお金を貰って、商品も受け取れる。
つまり、お店はお客さんにお金を支払ってでも、その商品を手元に置いておきたくないわけです。
これが原油でこれが起きているんですね。
原油と言えば、富の象徴とイメージしますよね。
『世界の大富豪=石油王』
なんてイメージもありますからね。
その原油・石油で
「お金をあげるから、誰か原油を貰って下さい!」
となっているのが
『原油価格マイナス』
です。
では、何故そんなことになっているのでしょうか?
その原因を見て行きましょう!
新型コロナの影響で戦争?『何故原油価格がマイナスになるの?』

結論:『新型コロナの影響で需要が減っているから』
新型コロナが流行する前から原油価格の下落は続いていました。
しかし、その中で新型コロナがトドメを指しにきたイメージです。
新型コロナの蔓延により、世界中で外出自粛、営業自粛等が行われています。
それにより、車、電車、飛行機等の交通機関の稼働状況が減少しています。
更に、工場の稼働も大幅に減っています。
それらを稼働するために必要なモノは原油から作られます。
そのため、原油を使う量が世界的に大幅に減っているわけですね。
すると貴方は
「売れないなら保管しておけば良いじゃん」
と思うかもしれません。
はい、その通りです。
売れない原油は保管するんです。
しかし、保管場所には限りがありますよね?
その結果、既に保管できる場所が一杯になりそうな状態なんです。
でも原油ですので、温泉のように
「保管出来ないなら川や海に捨てれば良いや!」
とも出来ません。
そこで貴方は更に
「じゃあ、汲み上げる量を減らせば?」
と考えるかもしれません。
それは可能です。
可能なのですが、それをしてしまうと莫大な損失を生んでしまうそうなんですね。
そのリスクは物凄いようなので、極力したくはないようです。
つまり、
◎、原油を汲み上げる量は減らせない。
◎、でも保管できる場所はもうない。
その結果
「お金をあげるから、誰か原油を貰って下さい!」
となっているわけですね。
とはいえ、新型コロナの影響で世界的に原油の消費量は減っています。
そのため、貰う方も莫大な量の原油を保管出来ませんので、中々
「ラッキー!」
と貰うわけにもいかないんですね。
新型コロナの影響で戦争?『原油価格がマイナスになると何故戦争リスクが高まるの?』

結論:『原油を使わせる為に戦争の選択肢もある』
「お金をあげるから原油を貰って下さい」
この状況がかなり異常でヤバいことは何となくイメージ出来ますよね?
お店でこんな事をしていたら大パニックになる事は想像に難くないですよね。
そうまでして原油を貰って貰わないと困る異常事態。
でも、誰も原油を貰ってくれない。
ここで原油を売りたい人達はどう考えるでしょうか?
恐らく
「もっと原油を沢山使って欲しいんですけど!」
だと思います。
でも何度も言って来ている通り、今は世界的に新型コロナの影響で自粛のため使われません。
では、新型コロナの自粛の中でも原油を大量に消費して貰えるかもしれない事とはなんでしょうか?
言い方を変えましょう。
『原油を使ってもらえて、新型コロナどころではない、大変な事態とは?』
そうです。
『戦争』
です。
戦争が起きれば原油は大量消費されます。
戦争が起きれば流石に
「新型コロナ自粛!」
と言っている場合じゃなくなります。
そのため、原油価格がマイナスで、貰い手がいなければ、その国としては戦争も視野に入ると言う事ですね。
それほどまでに、国・世界的に原油による収益の魅力は大きいと言う事でもありますね。
これが新型コロナ自粛からの原油価格マイナスの影響で、戦争リスクが高まると言われる理由になります。
一つ注意して欲しい点は、リスクが
『今よりは高まる』
と言うだけで、
「いつ戦争が起きてもおかしくない」
とは言っていませんからね。
元々戦争リスクが低い今よりは高まると言っているだけです。
新型コロナの影響で戦争?『戦争リスクについて考える』

<原油価格はアメリカの話>
結論:『現時点では何とも言えない』
では次に
「戦争リスクはどの程度あるのか?」
個人的な独断意見を載せさせていただきます。
正直、現時点では何とも言えません。
日本では原油国と言うと中東をイメージします。
しかし、今回の原油価格マイナスはアメリカの話です。
中東ではありません。
つまり、原油価格マイナスによる戦争リスクとは
『アメリカが戦争を起こすかどうか?』
と言う話です。
日本では中東だと、いつも紛争やら戦争やらをしているイメージです。
しかし、流石にアメリカが安易に戦争を起こすとは考えにくいですよね?
そのため、そこまで戦争リスクは高くないとも言えます。
しかし、ここで私が心配している要素が2つあります。
①、トランプ大統領
②、アフガニスタンの動き
です。
<戦争勃発の不安要素『トランプ大統領』>
アメリカは世界を牽引する国家ですので、安易に戦争なんて起こすとは思えません。
しかし、今のアメリカ大統領はトランプ大統領です。
トランプ大統領の考え方は
『アメリカファースト』
つまり、アメリカの利になるためなら、大胆な判断もいとわない人です。
原油価格マイナスなんて前代未聞の出来事に、
『何とか原油を売る為に戦争を仕掛ける』
このような判断を絶対にしないと言い切れないところが何とも不安な部分ですよね。
<戦争勃発の不安要素『アフガニスタンの動き』>
アフガニスタンの反勢力組織タリバンが動きを活発にしています。
理由は様々のようですが、新型コロナも影響の一つのようです。
「捕虜が拘束中に新型コロナに感染して亡くなるくらいなら」
的な部分等々。
それだけなら
「いつも紛争を起こしているアフガニスタン国内の問題だよね」
で終わるかもしれません。
しかし、武力行動を起こしたタリバンは反米思想。
つまり、アメリカを敵視しています。
アメリカは
「新型コロナ自粛の中、何とかして原油を消費したい。」
戦争もその方法の一つではある状況。
そこに来ての反米組織による、武力行動。
アメリカの大統領はトランプ大統領。
反米思想や、不利益を受けるのが大嫌いな人物。
原油価格マイナスはアメリカの問題なので戦争リスクは基本的に低い。
けれども、この状況があるので、個人的には
『現時点では、何とも言えない』
これが正直な見解です。
そのため今後トランプ大統領の言動には要注目だと思います。
もっとも、私は英語が読めないので、注目速度は一歩出遅れてしまうんですけどね。
まとめ

では最後に
『原油価格マイナスとはなに?戦争が起きるか、起きないかを考える』
についてまとめて行きます。
原油価格のマイナスとは
『お金をあげるから、誰か原油を貰って下さい』
という異常事態のこと。
何故原油価格がマイナスになったのか?
◎、新型コロナ自粛の影響で使われる量が激減したから。
◎、原油の保管場所がもう足りなくなっており、減産もできずに困っているから。
原油価格がマイナスになると、何故戦争リスクが高まるの?
新型コロナ自粛中にそれ以上の出来事として原油を使って貰う方法は、戦争くらいしかないから。
戦争リスクはどの程度あるの?
『正直何とも言えない』
戦争が起きないと思う要素:
原油価格マイナス問題は先進国であるアメリカでの問題。
戦争が起きる不安要素:
①、アメリカファーストのトランプ大統領だから何をするか分からない事。
②、アフガニスタンで反米勢力が武力行使を始めた事。
今回は以上になります。
いかがでしたか?
ニュース等で
『原油価格暴落、原油価格マイナス!大変だ!』
と騒がれていても
「私には関係ない話。ガソリンが安くなるくらいでしょ?」
と感じていたと思います。
しかし、実は戦争リスクが高まったと言う事も含めて大騒ぎされているわけですね。
そこでパニックになって調べると
『アメリカでの問題』
と言う部分等が抜け落ちて、必要以上に大騒ぎする人も出てきます。
それが一番危険なので、パニックが起きる前の今の段階で情報を整理して発信させていただきました。
これを読んだ貴方はパニックを起こさず、動静を冷静に見守っていきましょう。
「ところで、この記事を書いている貴方はどなた?」
と疑問に思った貴方は私の自己紹介もご覧ください。
私は介護に関してこのように
◎、曖昧なまま使われている部分
◎、時代の変化についていけるような情報
◎、介護に対するやる気の向上
等に関する情報を出していきますので、是非また来てくださいね。
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