「緊急事態宣言とはなに?」誰にでも分かりやすく、簡単に説明します!【新型コロナウイルス】

2020年5月3日

 新型コロナウイルスの感染拡大により、日本政府は近い内にも緊急事態宣言を出す方針だとの事です。(4月6日現在)


 医療関係者や情報番組の専門家等も連日

「政府は早く緊急事態宣言を出すべきだ!」

と言っているので、貴方も

「早く政府は緊急事態宣言を出してよ!」

と思っているかもしれません。


 しかし、緊急事態宣言って何ですか?


 そこで今回は

「緊急事態宣言とはなに?」

「緊急事態宣言が出されるとどうなるの?何が変わるの?」

「政府の発表や専門家の説明を見ても難しくて、よく分からない」

 こんな貴方向けに出来るだけ分かりやすく説明していきます。


 この記事を読む事で、緊急事態宣言を冷静に理解し、受け止める事が出来ます。


 何が起きているのかを理解して行動すればパニックにならずに済みますので、知人にパニック状態の人がいたら、是非教えてあげて下さい。


 なお、

『そもそも新型コロナってなんなの?』

という貴方はこちらの記事を先にお読みください。

>>>『新型コロナウイルスとは結局、何なの?誰にでも分かりやすいようにまとめてみました』





緊急事態宣言とは何か?

『災害や病気等々の影響で、国家への危機的状況に対して、国民の人権を制限するための宣言』

です。


 視点によって定義は変わるかもしれませんが、国民の人権を制限するための特別な宣言です。


 そのため

「早く緊急事態宣言を出せ!」

と言っている多くの人は、

「早く自分達の権利を制限しろ」

と言っているのと同じだと、まずは理解して下さい。


 危機的状況として、過去に日本で緊急事態宣言が出されたのは

『第二次世界大戦』

『東日本大震災時の福島原発事故』

の時です。


 戦争も、原発事故も、国ごと消滅するレベルの緊急事態ですよね。

 だから、この際に出されました。


 例えば、戦争時にアーティストのライブに何十万人も集まっていたらどうでしょうか?

 普通に違和感がありますよね。


 それだけではなく、狙って空爆されますよね。

 少ない攻撃で敵地に大打撃を与えられるので、攻撃は人の密集場所を狙いますからね。

 しかし、平常時の法律だけではライブ活動を止める事が出来ません。


 そこでそのような行為を止めるために出されるのが緊急事態宣言です。


 緊急事態宣言を出す事で、

『戦争時はライブ禁止!』

と言う緊急時に発動できる特別な法律を運用できるようになるんですね。


 細かい部分を言うと少し混乱する人もいるので、字体を変えているこの部分は読み飛ばして貰っても構いません。

 緊急事態宣言自体でライブを止める事が出来るのではなく、緊急事態時のみに運用できる特別な法律を活用できるだけです。

 つまり、緊急事態時に活用する法律は別に作っておく必要があります。

 平常時には保護されている

『人権』

を無理矢理抑えつけることになるので、政府は緊急事態宣言を出すか、出さないかを悩んでいるわけですね。


 なお、緊急事態宣言に強制力はありません。

 強制力のあるロックダウン(都市封鎖)と混同している人が多いので、ご注意下さい。


 緊急事態宣言を出しても出勤停止を無理矢理強制することは出来ません。

 それを出せるのはロックダウンです。


 日本政府の緊急事態宣言が世界と比べて甘いわけではないので、キチンと理解が必要です。

 緊急事態宣言が出されたら、それ以降ロックダウンを行うかどうかの判断は各都道府県次第です。


 2020年5月に入り、緊急事態に関する憲法改正案が提出されました。

 緊急事態に関する最新の動向はこちらをお読みください。

>>>【憲法改正】緊急事態条項とはなにか?誰にでも分かりやすく説明します【メリット・デメリット】




緊急事態宣言が出るとどうなるのか?

 新型コロナによる緊急事態宣言が出されるとどうなるのか?

 結論:『都道府県単位で、地域特性に合った指示が出せるようになる』


 都市と田舎では、人が集まる場所も、年齢層も、活動範囲も違います。

 都道府県ごとにイベントの重要性や、感染リスクも違ってきます。


 それなのに国が日本全体での取り決めしかしなかったら、地域差が大きく出ますよね。

 そこで、緊急事態宣言を出す事で、都道府県ごとに、地域に合った対策が取れるようになるわけです。


 そのため

『都道府県によって自粛内容が違ってくる』

と言う事です。


 つまり、緊急事態宣言が出されたら、全国版のニュースだけでは足りず、貴方の住んでいる都道府県の対策を別個に見る必要があるわけです。


 とは言え、

「概ねこんな感じになるだろう。」

と言うことは分かっているので、それらを簡単に列挙します。


 緊急事態宣言が出されるとどうなる?

 大きく次の7個は理解しておくと良いと思います。

◎、外出の自粛(不要不急の外出自粛)

◎、学校・保育所・老人ホーム等の施設使用停止要請

◎、イベント開催の制限、自粛要請

◎、国民に対して、予防接種の実施指示

◎、民間に対して、臨時医療施設のための土地・建物の使用要請

◎、鉄道・運送業者等への医療品の運搬要請

◎、行政への医薬品・食料品等の売り渡し要請


 これらについて更に詳しく知りたい貴方はこちらの記事をお読みください。

>>>『緊急事態宣言が出されるとどうなるの?』何が行われるようになるのかを誰にでも分かりやすく説明します。




緊急事態宣言と非常事態宣言の違いは?

 多くの人が気になっている様子が見られるので、最後に余談を一つ載せておきます。


 それは

『緊急事態宣言と非常事態宣言は何が違うの?』

です。


 結論は『どっちも同じです』


 同じモノです。

 非常事態宣言が正式な名称のようです。


 非常事態と緊急事態は同じ意味の言葉ですからね。

 ただし、意味合いとしては緊急事態の方がより切迫しているような場面で使う事が多いです。


 非常事態と言うのは、

『日常と違う状態』

と言うニュアンスです。


 一方の緊急事態とは、

『危険にさらされているヤバい状態』

と言うニュアンスです。


 ニュアンスの違いであって、意味は同じです。


 それだけ

「新型コロナ騒動はヤバい状態なんだよ!」

ということをニュアンスで伝えたいのかと思います。


 今回の新型コロナ騒動では

『緊急事態宣言』

と言う言葉が使われているので、私も緊急事態宣言と言う言葉で記事を書いています。




まとめ

 最後に

『緊急事態宣言とはなに?』

についてまとめて終わりにします。


 緊急事態宣言とは、

『国や都道府県が危機的状況に対処するために、国民の権利を制限するための宣言』


 緊急事態宣言が出されると、今まで国が出していた指示や要請を、都道府県が独自に出せるようになる。

 それにより、地域に合った細かい対策を行えるようになる。

 国の後ろ盾も得られるので、強気な対策も取りやすくなる。


 緊急事態宣言と非常事態宣言の違いはありません。

 どちらも同じモノです。

 しかし、緊急事態の方が、より切迫した状況の時に使われる言葉です。


 新型コロナの感染が広がる前から政府も専門家も口を揃えて言っている事です。

『冷静に対処していきましょう』


 これが一番大事な事です。



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