これが出来ていないと貴方も高確率で認知症になる!?『キチンとした睡眠』
日本人の多くは認知症になる!?
<このままでは貴方も認知症になる!?>

この記事では、誰にでも今日から出来るのに、多くの人がやっていない事。
認知症予防に重要な
『キチンとした睡眠』
について説明していきます。
2025年には認知症の高齢者が700万人を超えると推定されています。
75歳以上の高齢者5人に1人は認知症者になる計算です。
もちろん、もっと若いうちに認知症を発症する人もいますので、貴方が認知症になる可能性はもう少し高いかもしれません。
そんな状態の日本で貴方は、将来
「認知症になって大切な人達に迷惑を掛けたくない」
「認知症になって施設に入れられるのだけは嫌だ」
「とにかく認知症にだけはなりたくない!」
等と考えたことはありませんか?
もし一度でも考えたことがあるなら、今からキチンと予防のための意識を持たないと、認知症になる可能性はかなり高いと思います。
なお、
「聞いた事はあるけど、認知症というモノがよくわからないんです」
と言う貴方はこちらを合わせてお読みください。
<寝てない自慢は認知症の元>

「昨日全然寝てなくて」
「昨日オールしちゃって」
「朝まで飲んでて」
等々。
こんな、寝ていない事をプチ自慢する人が多いのが日本です。
当然
「寝てないけど昼間も頑張って活動しています!」
という事が自慢だと思う人がいると言う事は、キチンと眠れていない人がそれなりに多いと言う事です。
これが自慢だと思っていないにしても、夜勤や、午前0時を超えるまで残業していたり、体に鞭打ちながら頑張って仕事をしている人も多いと思います。
実はそんな状態が、認知症を発症させるリスクを大幅に増幅させている可能性があります。
もし貴方が
「認知症になりたくない!」
と考えるなら是非最後までお付き合いください。
認知症の要因や、認知症になるリスクを高めると言われている事

『認知症の原因になると言われている事』
や、
『認知症になるリスクを高めると言われている事』
まずはこれを見てみましょう。
これらが全てではありませんが、概ね代表的なモノとして
◎、生活習慣病(糖尿病、高脂血症、高血圧等)
◎、脳の血管障害(脳梗塞、脳出血)
◎、うつ病
◎、慢性的な強いストレス
◎、不安や嫉妬等のネガティブな思考
◎、飲酒
等。
如何でしょうか?
何か当てはまっていたり、心配になる項目はありましたか?
あまり知られていないモノとしては飲酒やネガティブ思考でしょうかね。
以前は適量の飲酒は良いと言われていましたが、最近の研究で少量の飲酒でも脳が委縮するとの事が判明したそうです。
『脳の委縮=認知症』
ではありませんが、少なからず影響はあると考える方が自然だろうとのことです。
あと、若いうちからネガティブ思考の人は、年を取った時の認知症発症率が2倍に跳ね上がるとの研究結果があるようです。
注意して欲しいのは、高齢になった時にネガティブ思考の人ではなく、
『若いうちに』
という部分です。
インターネット上では他人を否定的に見ていたり、批難するためにSNSをしている人も多く見掛けます。
そのような人達が大勢いる現状を見ると、将来の認知症発症者予測を超えて来る可能性もあるかもしれません。
自分が認知症になりたくないなら、否定する目線よりも良い面を見たり、ポジティブな発信をした方が良いようです。
キチンとした睡眠を取らないと認知症になる!?

冒頭で
『認知症予防にはキチンとした睡眠が良い』
と言いました。
ではキチンとした睡眠を摂らないとどうして認知症になるリスクが高くなるのでしょうか?
それを見ていきます。
<脳細胞の修復がされない>

何と言ってもまずはこれです。
人の脳細胞は1日で10万個ずつ死滅すると言われます。
その死滅した脳細胞を睡眠時に修復しています。
つまり、睡眠をキチンと摂らないと脳が休まらず、修復も出来ない為、脳細胞を失っていくだけになると言う事です。
これだけでも、キチンとした睡眠を摂らないと認知症になるリスクが高いことがイメージ出来ると思います。
しかし、キチンとした睡眠を摂らないと認知症になるリスクが高まる理由は、まだまだこれだけではありません!
<混乱が続き、脳ストレスが強くなる>

人は寝ている時に記憶の整理をして、顕在記憶に残す記憶と、残さない記憶との選別をしています。
キチンとした睡眠をしないとこの作用が働きません。
この記憶の整理は寝入ってから4時間~6時間30分辺りの時間帯で行われているそうです。
つまり、最低でも6時間30分は睡眠時間が確保できていないと記憶の整理がキチンとなされず、脳が混乱状態のまま次の日を迎える事になります。
これでは脳が休まりませんよね。
このような脳のストレスがドンドン溜まっていけば、当然認知症になるリスクになりますよね。
<ストレスが溜まっていく>

先ほどは脳のストレスとしてご紹介しましたが、脳限定ではなくても、強いストレス自体が血管を収縮させ、緊張状態を作ります。
このようなストレスは、睡眠時に解消する作用が働き、軽減していきます。
「一晩経ったら落ち着いた」
なんて事があると思いますが、これは睡眠時にストレスを解消しているからです。
そのようなホルモン(メラトニン)が分泌されているのと、先程言った記憶の整理がなされて、冷静になるからですね。
そもそもメラトニンの効果として
『認知症予防』
と直接的な効果がうたわれています。
<循環器系病・生活習慣病になる>

キチンとした睡眠を摂らないと、疲れが取れずに血液循環が悪くなります。
更に、先ほど紹介したメラトニンの恩恵も受けられないため、血中コレステロール値の調整も行われなくなります。
要はドロドロ血になってしまうと言う事です。
血がドロドロだと血管が詰まりやすくなります。
これが脳で起きれば、認知症の原因の一つと言われる脳梗塞です。
更に、血管も硬くなり、血管が破けたり、破裂しやすくなります。
これが脳で起きれば、認知症の原因の一つと言われる脳出血です。
更に、万病の元と言われている糖尿病になるリスクも、普通の睡眠を摂っている人と比べても3倍以上と言われています。
<脳への新たな刺激が減る>

「認知症予防には脳トレが良い!」
と言われ、認知症になりたくない人が脳トレを頑張っている姿を見掛けます。
これは普段受けない新しい刺激を脳に与えて、血流を良くして脳を活発にし、認知症予防に繋げようとする方法です。
しかし、キチンとした睡眠を摂っていないと、この新しい刺激が無意味になってしまい得ます。
ここまででも見てきた通り、キチンとした睡眠を摂っていないと
◎、脳細胞が修復されずに減少
◎、記憶の整理がされず、脳が混乱したまま
◎、脳へのストレスが解消されない
等々の状態です。
要は新しいことを受け入れる余裕がない状態なわけです。
この状態で新しい刺激を入れると更に混乱を増すだけですよね。
つまり、キチンと睡眠を摂っていないと、新しい刺激は脳に強いストレスとなってしまうわけですね。
又は、追加のストレスにならないにしても、既にオーバーヒートしている状態なので脳の感覚が麻痺してしまい、新たな事を受け入れられなくなり得ます。
これらのように、キチンとした睡眠を摂っていないと、認知症に良いと言われる脳トレや良い刺激が無駄になり得るわけです。
<脳に悪い薬を飲む羽目になる>

脳に悪い薬とは何か?
それは
『睡眠薬』
と
『血圧の薬』
と言われます。
キチンとした睡眠を摂っていないとどちらも飲む事になりますよね?
眠れないから眠れるようにする睡眠薬を飲むのは分かります。
血圧の薬は、先程まで紹介した、寝ないことで高血圧等の生活習慣病に罹りやすくなるからですね。
どちらも血管や脳に直接作用する薬のため、その影響で脳細胞が死滅するリスクを高めると言われています。
それ以外の睡眠不足による作用と合わせて、相乗的に脳へ壊滅的なダメージを与え得ると警告を出している専門家もいるくらいです。
最後に

いかがだったでしょうか?
キチンとした睡眠を摂っていないだけで、どれだけ認知症になるリスクが高いかイメージしていただけたでしょうか?
「将来認知症にはなりたくない!」
と思っている人にとっては、とても怖い事だと思います。
そして、睡眠は身体的な障害の有無に関わらず誰にでも出来る事です。
(不眠症の人は直ぐには無理かもしれませんが、改善する事は可能です。)
認知症になりたくないなら、今日からキチンとした睡眠を摂るように心がけましょう!
では、その
『キチンとした睡眠』
とは一体どんな睡眠のことでしょうか?
それはこちらの記事をお読みください。
>>>『寝つきが悪い。眠れない時の「健康になる!」と言われる良好な睡眠方法』
今からキチンとした睡眠をして、認知症予防をしましょう!
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