会話が続かない時の定番話題11種。『木戸に立ちかけし衣食住』
「会話が苦手で話題探しに苦労しています」

先日匿名で質問が出来る
というサービスにこんな質問が届きました。
『初対面の人と話すとき、まず何を話しますか?』
私の回答はそちらを確認下さい。
私の場合は基本的に良好な関係性を築こうと考えないので、少し捻くれているかもしれません。
私と考え方が違い、
「何話そう?沈黙は気まずいし」
と、人と会話をする時に悩む人は多くいるようです。
今回はそんな沈黙が怖い貴方向けに、
「このような話題が定番ですよ!」
という話題提供をします。
そのキーとなるのが
『木戸に立てかけた衣食住』
と呼ばれるモノです。
それぞれ話題にすべき頭文字を取った言葉です。
これを知る事で、最低でも11種類は肩ひじ張らないで雑談として会話をする事が出来るようになると思います。
では、一つずつ見ていきましょう!
会話が続かない時の定番①『季節・気候』

会話が続かない時の定番話題、最初は『き』
これは季節・気候のことです。
(・・・漢字で『木』となっている部分はシレッと流していきます。)
これは恐らく私が言わなくても思い付く話題と言えるくらいにド定番ですよね。
もはや笑いのネタにすらなるくらいです。
「今日は良い天気ですね。」
「温かいですね」
「寒いですね。朝辛くなかったですか?」
のような会話です。
会話が続かない時の定番②『道楽・趣味』

次の会話が続かない時の定番話題は『ど』
これは道楽・趣味の話のことです。
これも季節・気候と並んでド定番と言われる話題の一つですね。
「え?お見合いかな?」
と笑いのネタにされるくらいド定番ですね。
そのように突っ込まれたら、そこから話を広げられるので、それはそれで結果オーライですから、笑われることを恐れずに使った方が良いと思います。
「趣味はなんですか?」
「私趣味ってなくて、何かありますか?」
「ハマっている事とかありますか?」
「休日って寝て終わっちゃうんですよね。何かされていますか?」
等のような会話です。
休日の過ごし方に関してはいきなり
「休日は何をしていますか?」
とだけ聞くと
「えっ?何この人?」
となる事もあるので、ご注意下さい。
会話が続かない時の定番③『ニュース』

会話が続かない時の定番話題、お次は『に』
これはニュースのことです。
これは少し話題としては少しハードルが高いかもしれません。
まず貴方自身が今話題のニュースや時事ネタを持っている必要があります。
そして更にもう一つ!
相手がその話題に興味を持っているかどうかによってその後の展開が大きく変わるからです。
興味があれば、その後の話は知識量に比例して盛り上がります。
一方、興味がないと
「盛り上がっているみたいですね。」
「私興味が無くて」
と言われて、気まずい沈黙が必ず数秒は訪れます。
そのため少しハードルが高い話題かもしれません。
他の会話しやすい話題から入って、ニュースを話題にするという方法が無難だと思います。
ニュースの中でもある程度万人受けしそうな会話は
「オリンピック盛り上がっていますね」
「新型コロナウイルス怖いですね」
「マスクがどこにも売っていなくて困りません?」
等々の会話ですね。
会話が続かない時の定番④『旅・旅行』

会話が続かない時の定番話題4個目は『た』
これは旅・旅行に関する話題です。
「最近、どこか旅行に行かれました?」
「海外って行った事ありますか?」
「この前行った、○○というところ良かったんですよ!」
等々。
ここは旅としていますが、出身地の話題も含めて良いと思います。
その場合には
「私○○県出身なので、実は訛りがありまして、貴方はどちら出身ですか?」
等々のような会話ですね。
場所に関するネタは土地勘があれば共通話題として盛り上がりますし、土地勘がなくても
「今度行ってみようかな」
の有意義な情報になり得るので、取り入れたい話題の一つだと思います。
会話が続かない時の定番⑤『知人・有名人』

会話が続かない時の定番話題『ち』
これは知人・有名人に関する話題です。
知人に関する話題の場合は
「この前、職場の同僚がこんなことを言っていたんですよ!」
「地元の友達がこんなことを始めたらしくて」
等の会話ですね。
その知人が共通の知人ではない限りこのくらいの話題にしておくのが無難だと思います。
次に有名人を話題にする場合
「有名人、好きなんですよね」
「有名人、この前こんな作品に出ていて感動しちゃって」
「有名人を応援しているんですよね。貴方は誰か応援している有名人いますか?」
等々。
これのメリットは、相手が好きだったり、知っている有名人を探すだけでも会話になる部分かと思います。
「この有名人知っています?知らないんですか?カッコいいんですよ!じゃあこの有名人は?それなら・・・」
と。
会話が続かない時の定番⑥『家族・家庭』

会話が続かない時の定番話題『か』
これは家族・家庭に関する話題です。
「この前うちの小学1年になる息子が」
「ご結婚はされていますか?」
「聞いて下さいよ!うちの旦那って」
のような会話です。
これは未婚者だとあまり興味を持てなかったり、繊細な話題にもなり得るので、家庭を持っている既婚者向けな話題かもしれませんね。
会話が続かない時の定番⑦『健康』

会話が続かない時の定番話題『け』
これは健康に関する話題です。
「先日風邪をひいてしまいまして」
「調子悪いんですか?」
「最近ダイエットしてるんですけど、中々痩せられなくて」
「この前、こんな健康法を見つけて始めたんですが」
のような会話ですね。
特にダイエット・美容に関する会話は女性だと盛り上がりやすい傾向にあると思います。
もちろん男性が女性に振っても良いとは思いますが、繊細な部分ですので、
「会話が苦手です」
と言っている貴方が持ちだすのは危険な気もします。
共感という感覚がキチンと意識出来る男性なら、有りな話題だと思います。
それ以外は触れない方が無難です。
会話が続かない時の定番⑧『仕事』

会話が続かない時の定番話題『し』
これは仕事に関する話題のことです。
社会人になり、初対面の人と顔を合わせる場合は、そのほとんどが仕事上だと思います。
そのため、仕事の話をするのは一番シックリくるかもしれません。
「お仕事は何をされているのですか?」
「どの施設で働いているのですか?」
「役職とか就かれているんですか?」
「うちの職場ってこうなんですけど、貴方の職場はどうですか?」
等々ですね。
この話題なら私のように
『基本的に初対面の人達と会話したくない』
と遮断している人以外とは会話が続く話題だと思います。
会話が続かない時の定番⑨『ファッション』

会話が続かない時の定番話題『い』
これは衣類。
要はファッションのことです。
「そのブラウスお似合いですね」
「これ何に見えますか?実はこれ」
「そのイヤリング素敵ですね!どこで買ったんですか?」
等々。
これも女性の話題として定番な印象はありますね。
話題としてよりも、人を褒める時にファッションは使われますよね。
その人が力を入れていたり、他の人とは違う個性を出しているファッション部分を褒めると喜ばれます。
私はファッションに詳しくないので、話題よりも褒めポイントとしての認識の方が強いです。
会話が続かない時の定番⑩『食べ物』

会話が続かない時の定番話題『た』
これは食。
つまり食べ物についてです。
食に関しては初対面とか、会話が続かない関係性とか関係なく、仲が良い者同士でも頻繁に交わす会話ですよね。
「この前○○ってお店に食べに行ったんですけど」
「雑誌に載ってた○○と言うお店に興味があって」
「私○○が大好物で、コンビニで見掛けるとつい買っちゃうんですよね」
「○○って一度食べ始めると止まらなくなりません?」
等々。
よっぽど食事をストイックに制限しているような人じゃない限り、食の話に興味がない人はいないと思いますので、食の会話を始めるのは有りだと思います。
会話が続かない時の定番⑪『住まい』

会話が続かない時の定番話題の最後は『す』
これは住まい・住んでいる場所の話題です。
旅の部分で地元の話もしましたが、ここは今住んでいる場所に関する話題ですね。
別に分けて考える必要性もないとは思いますが。
「私は○○に住んでいるので、来るまでに2時間も掛かっちゃいました。貴方はどちらから?」
「私は○○に住んでいるので、○○が有名なんですよ!」
「私の家って大きな道路沿いにあるので、いつも大きな車が通ると揺れて」
等々のような会話ですね。
ここで一つ注意点として、初対面ならあまり自宅の場所が特定されるような情報は出さない方が良いと思います。
「○○市の国道○線沿いにあるコンビニの隣の家なんですけど」
のような具体的な情報は危険ですね。
社会福祉協議会が主催している介護の研修会で
「隣の人と1分間これについて会話をして下さい」
と強要され、その1分間の会話をキッカケに現在もストーカー被害にあっている後輩がいます。
そのような事例が実際に存在しますので、自宅の場所を特定されるようなことを安易に言ってしまうと・・・大変なことになってしまいますよね。
そのため私は護身と言う意味合いで、住まいに関する話題はオススメしません。
初対面では触れない方が良い話題

最後に初対面ではあまり触れない方が良いと言われている話題を紹介します。
それは
『政治』
『宗教』
『好きなスポーツチーム』
等の話題です。
要は、そこに人それぞれの思想・心情が大きく入り込んでいる話題と言う事です。
支持政党や政治そのものに強い思い入れがある人もいます。
日本人だからと言って全員が無宗教とは限りません。
阪神の熱狂的なファンに巨人を褒める話をしてしまうと・・・?
等々、下手をしたらそれをキッカケに険悪になってしまうことすらあります。
そのため、話題としていきなり出すのはかなりリスクが高いモノとして
『人それぞれの思想・心情が入り込んでいる話題』
はしないのが無難だと言う事です。
最後に

どうでしたか?
今回ご紹介した11種類を読むだけでもそこそこ時間が掛かりましたよね?
と言う事は、これらを話題に出すだけでも、それなりに会話が続くと言う事です。
そこから広がる話題が一つでもあれば、沈黙は更に少なくなります。
この事を知っているのと、知らないのとでは雲泥の差になると思います。
是非、これらの肩ひじ張らずにラフに行える話題11選を身に着けてみて下さい。
そして、会話が出来るようになったら、今度は沈黙の重要性について学んでみることも良いと思います。
沈黙の必要性に関しては、また別の機会に。
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