介護施設サービス向上に重要な介護施設の休憩室事情。その鍵は《お菓子ケーション》にあり!

飲み二ケーションよりお菓子ケーション

<職場の休憩室に必須のアイテム>

 当然と言えば当然ですが、介護施設にも職員の休憩室はあります。

 スタッフルームとは別にあります。

 スタッフルームは窓口ですので、休憩出来ませんからね。


 そこでご飯を食べたり、職員同士で雑談をしたり、昼寝をしたり。

 夜勤中なら仮眠室にもなります。

 そこでの過ごし方は自由です。


 そんな休憩室で職員間のコミュニケーションとして重要なアイテムがあります。

 それがお菓子です。



<大人にとってもお菓子は重要>

 どこの職場にもお菓子って置いてありますよね?

 警察の交番にだって置いてありますからね。

 交番でもお菓子購入費として毎月徴収されるくらいです。

 そのくらい職場の休憩室にはお菓子と言う存在は大きいんですね。

 特に拘束時間の多い夜勤等のある職場では。


 当然介護施設でもお菓子が占める重要性は高いです。

「ご家族から差入れを貰いました」

とお菓子が沢山置いてあると職員のテンションが上がりますからね。


 それはともかく、お菓子はとても重要です。

 介護においてどのくらい重要かと言うと、お酒が飲める人よりもお菓子が食べられる人の方が職員間のコミュニケーションは円滑に進みます。

 そのくらいに重要です。


 だから

「飲み二ケーションよりお菓子ケーション!」

と言いました。


 男性の中には本当はお菓子好きなのに

「俺は甘いモノ好きじゃないんで」

と我慢している人がいますが、介護においてそれはマイナスですよ!




お菓子交換という風習

<お菓子を『みんな』に配る>

 ネットで調べると主に看護の世界の話として出てきますが、介護でも同じ

《お菓子交換》

と言う風習はあります。


 貴方が誰かからお菓子を貰ったとします。

 すると、貴方の持っているお菓子を『みんなに』配ります。

 そしてまたお菓子を貰った別の人が『みんなに』お菓子を配ります。


 このように、誰か一人がお菓子を配り始めると連鎖して、全員がお菓子を配り始める風習。

 このような

《お菓子交換》

と言う風習ですね。



<女性特有の風習>

 これを聞いて

「え?面倒。ならいらない」

と思った男性も多いと思います。


 しかし、そこは安心して下さい。

 言い方は悪いかもしれませんが、これは主に女性限定の現象です。


 女性職員側も男性職員にお菓子交換に混ざるように思ってはいません。

「あの男性職員いつもお菓子もらうだけで、全然何も持ってこないんだけど」

とはなりません。


 むしろ男性職員の場合は、いつもお菓子を貰わない方が印象が悪くなり得ます。



<お菓子交換における男性職員の注意点>

 注意点としては、貰わないなら徹底して貰わない。

 貰うなら徹底して貰うようにしましょう。

 配られているお菓子の好き嫌いで、貰う・貰わないを選択するのはNGです。


 お菓子交換会はお菓子ではなく、人物で貰う・貰わないの判断をしていると見られるためです。

 そのため、チョコが嫌いでAさんから貰わなかった場合。

 それはチョコを拒否したのではなく、Aさんを拒否したと見られると言うことです。


 だから貰うなら全部貰う。

 貰わないなら全部貰わない。

 これは徹底した方が良いんです。


 先ほども言いましたが、良好な関係を築きたいなら全部貰う選択が良いです。


 キチンと受け取って

「ありがとうございます。」

とキチンとした感謝の意を述べ、その場で食べましょう。


 そうすれば自分がお菓子を配らなくても、男性職員はお菓子交換の風習上問題ありません。




休憩室がうるさいのを嫌う男性職員

<「うるさい」>

 このような休憩室でのやり取りや外にまで聞こえる大きな笑い声。

 これらを毛嫌いする男性職員は多いです。


「休憩室で横になりたいのにうるさい。話掛けてくるな」

と言うことですよね?


 万が一そのように考えているのが役職者ならその施設はとても残念な施設です。

 何故か?

 それは、休憩室は雑談や笑い声でうるさい方が組織としては良好な証拠だからです。


《自分の休憩時間》

と言うレベルの話ではなく

《施設の良好性》

と言うレベルでの話です。


 それなのに、自分の施設の良好な部分を役職者が

「邪魔だ、うるさい」

と感じていると言う事では、とても悲しい状態ですよね。



<休憩室がうるさい施設は質が高い>

 休憩室は雑談や笑い声で騒がしく、うるさい方がサービスの質が高いと言う検証結果があります。

 何処の検証結果か?


 それは日本一、いや世界一、顧客を楽しませるサービスの質が高い

オリエンタルランドです。

 つまりディズニーです。


 ディズニーでは質が高いサービスをするブースほど、休憩室は物凄くうるさいそうです。

 しかし、これにはキチンとした理由があると思います。


 休憩室で雑談が活発だと言う事は、職員同士が承認し合っていると言うことです。

 承認し合えていないと雑談は出来ませんからね。

 承認できていない職員同士で働いている組織のサービスの質なんてゴミです。


 つまり休憩室のうるさい状態を

「邪魔だ!うるさい」

と考えている役職者は、現時点での良質な部分を嫌って、自分の施設のサービスをゴミにしたがっているわけです。


 これは介護施設としてとても悲しいことですよね。

 ご利用者のことなんて何も考えていない役職者ですよね。

 休憩室のコミュニケーションの状態を軽く見過ぎですよね。


 飲み二ケーションなんて古代の老害による価値観なんかよりも何億倍もメリットがあることなのに、嫌うのはあまりにもったいないですよね。

 なお飲み二ケーションが古代の老害による価値観と考える私の考えについてはこちらをどうぞ。




お菓子ケーションのためのお菓子

<お菓子ケーションに参加すべきかどうか?>

 さて、この記事を読んでいるのが必ずしも男性だけとは限りません。

 お菓子交換会に参加しなければならない女性もいると思います。


「今までの業界ではそんな風習なかった!介護ではそんな風習があるの!?」

とか

「今まで参加していなかった!参加した方がよいかな?」

等となった女性職員もいると思います。


 結論から言うと、出来る事なら参加した方が良いと思います。

 もちろん余りにも苦痛なら参加しなくても良いと思います。

 お菓子交換に不参加だから嫌われると言うほどのことではないので。


 ただ、円滑なコミュニケーションを築き、職員同士で認め合い・承認し合った上で、サービスの質向上に繋げたいなら参加した方が好ましいと言うだけです。



<お菓子交換に適したお菓子>

 お菓子交換会に参加するなら、

「自分が食べるために買ったお菓子をお裾分け」

の感覚は捨てましょう。


 そうではなく、

「お菓子交換のためにお菓子を用意する。」

と言う感覚でお菓子を準備した方が良いと思います。


 そのため、配ることを前提にしたお菓子を買う事になります。


 貴方がとても好きなお菓子でも、個包装されていないお菓子では配り難いし、貰う職員も困ります。

 そのため、自分だけで食べるなら個包装されていなくても問題ありませんが、配るためには個包装されているのは基本中の基本です。


 分かりやすい例で言うなら、この箱のパイの実↓↓↓ではなく

 この個包装されているパイの実↓↓↓にすべきと言うことです。


 これらを前提に、実際にどのようなお菓子がお菓子交換で交換されているのかを見ていきましょう!



<チョコ系>

 チョコ系は味的には外す事は少なく鉄板ですが、溶けてしまうリスクもありますので上級者向けかもしれません。

 先ほど例で出したチョコパイも多いです。

 他にも多いチョコ系お菓子を紹介します。


【アルフォート】

 クッキーとチョコレートの組み合わせ。

 味としては間違いなしです。


 ただし、これこそチョコが溶けやすく、お菓子交換の中心的人物でも

「ゴメン。溶けちゃってるかも」

と言いながら配るくらいです。 


【ドレミソングチョコ】

 昔からある音符マークが入っている一口チョコですね。

 これも多いです。

 交換用お菓子を休めに済ませたい人向けです。


【チョコパイ】

 お菓子交換と言うよりも、

「みなさんで食べて下さい」

と差入れレベルのお菓子です。


 お菓子交換会で高級志向な貴方は是非!

 ちなみに、

『ドロドロした女の世界』

という風習ではないので、高いお菓子を交換会に出して嫌われることはまずないのでご安心を。



<せんべい系>

 甘いモノが苦手な職員さんには好まれます。

 しかし、他と比べて特別喜ばれることはありません。


 溶けるリスクもなく、貰った人に

「後で食べよう」

との選択肢も与えることが出来るので、可もなく不可もなく、一番間違いないかもしれません。


「とりあえずお菓子交換に参加しておくか」

くらいの人向けかもしれません。


【ゴマせんべい】

 お菓子交換会をしている女性も

「太るかな」

は気にしています。


 そこで

「太るかも?」

の罪悪感を軽減してくれるゴマせんべいです。


 もちろんそれは気持ちの問題ですが、その

「何となく健康そう」

が重要だったりします。


【ディズニーせんべい】

 ディズニーと言うだけで、他のせんべいよりも好まれます。

 ただし、

《ディズニーのお菓子=チョコ、クッキー》

とのイメージが強い人が多いので、せいべんだと最初ガッカリされることもありますので、少しご注意です。


 あくまでもせんべいを選択する上では有りと言う意味です。


【チーズアーモンド】

「ついつい食べてしまう」

せんべいの強みはまさにこれです。


 最初の爆発力は弱いけれど、一度食べ始めたら止まらない。

 それを地で行くのがこのチーズアーモンドだと思います。

 そのため、お菓子交換では相手に物足りなさを与えてしまうかもしれませんが。



<ゼリー系>

 そのまま食べても、凍らせて食べても美味しいので、バリエーションがあり好まれます。

 太る罪悪感も大きくないのもメリットです。


【こんにゃくゼリー】

 カップではなく、パウチが好まれます。

 パウチこそ、

《そのままでも、凍らせても食べられる》

の臨機応変性が高いですからね。


 ゼリー系としましたが、お菓子交換で配られている他のゼリー系お菓子を知りません。

 スミマセン。

 そのくらいゼリー系ではこんにゃくゼリーが王道だと言う事だと思います。



<クッキー・ビスケット>

「溶けない、甘い、美味しい」

と言うことで、エース級の鉄板タイプです。


【ビスコ】

 健康趣向の人や、妊娠~育休明け辺りの人に多いです。

 ビスコは有胞子性乳酸菌と言うタイプの乳酸菌が入っています。


 私が乳酸菌の種類と特徴・効果等を語り出すとそれだけで何十枚もの資料になってしまうので省略しますが、ビスコ以外で有胞子性乳酸菌が使われている商品を知りません。


 これを知った時の私の興奮具合と言ったらもう・・・


【チョココ】

 チョコとクッキーの相性が良いので、チョコで紹介するか迷ったのですが、チョココはクッキーが美味しいので、クッキーで紹介します。


 とても軽い触感で、幾らでも食べられる系です。


【ムーンライト】

《クッキー=ムーンライト》

というくらいの超ド定番クッキーです。

 奇をてらわず、王道で間違いないクッキーならムーンライトだと思います。



<その他>

「少数派ですがこのような人もいますよ!」

と言う形の紹介です。


【アーモンドフィッシュ】

「甘いモノは嫌い。健康も考えたい。でも何か食べたい。」 

という人向けですね。


 貰う方も食べる事に罪悪感はありませんが、人を選ぶお菓子(?)なのは間違いないと思います。


【手作りお菓子】

 手作りお菓子を配るのはかなり勇気が必要だと思います。

 市販のお菓子ではなく、敢えての自作ですから料理の腕を評価されると言うハードルも加わりますので。


 ただし、お菓子の質が高評価なら、職員としての評価も急上昇間違いなしです。

「もっと作ってきて」

と言われるようになると思います。


 正直これはハイリスク・ハイリターンな賭けに近いと思います。

 若い人や新人の職員さんはお菓子作りが趣味だとしても、お菓子交換のために手作りお菓子を用意するのはオススメしません。

 手堅くいきましょう。




最後に

 私は

「休憩室が騒がしく、活発になれば職員さんの幸福度が上がり、意識向上に繋がる」

という目線でお菓子交換会を見ており、

「お菓子を貰えて有難うございます」

と言う程度の関わり方です。


 そのため、お菓子交換をしている当事者間には私が見えていない”何か”もあるかもしれません。

 もしもそこに”何か”があるのだとしたら、あまり知ろうとしない方が身のためなのかもしれません。


 自分で書いていても結構

「面倒なことしているんだなぁ」

と感じてしまいましたが、ドロドロしたものではないと言う事を再度言っておきます。


 介護の世界では飲み二ケーションよりもお菓子ケーション。

 是非休憩室での風習を意識して、承認の場が増えて、職員の意識が向上する施策として注目してみてはいかがでしょうか?


 男性は雑談を軽視する傾向にありますからね。


 私はカウンセリングを勉強していた時には

《雑談セラピー》

と言うモノを考えていたくらい、雑談の必要性には注目をしています。


 雑談は人の命をも救いあげるほどの力があります。

「面倒。うるさい」

ではなく、雑談を見て下さい。

 承認されると職員の意識も能力も飛躍的に向上し得ます。

 その承認の必要性に興味がればこちらの記事をどうぞ。


 雑談についての承認や重要性、人の心への影響等については別記事にて詳しく書いていく予定ですので、気になる貴方はフォロー等をお願いします。



 最後に。

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