お酒・アルコールの基礎知識。《否定的目線版》

2019年10月24日

アルコールとは毒である

<アルコールがダメな人よりダメな人>

「アルコール・お酒なんてこの世からなくなってしまえ」

 これは私の思っていることです。

 もちろん、嗜好品、つまり飲むためのアルコールのことであって、化学物質としてなくなって欲しいわけではありません。


 私が何故ここまでアルコールを嫌うのかと言うと、私にとってアルコールはだからです。

 アルコールを体内に入れると、その濃度や量によっては命に関わります。


 アルコール体質チェックをすると、一番弱い

「飲んではいけない人」

の反応よりも強く出ます。

 職場で検査したことがあるのですが、検査員がビックリして

「パッチを外さないでもこんなに強く反応が出ている人は初めて見た!チェックするまでもなく絶対飲んじゃダメと断言するからね!」

と言われたくらいです。



<酔えない>

 私に

《酔う》

と言う段階はありません。


 これはもちろんアルコールに弱すぎて酔うことが出来ないと言う意味です。


 アルコールを体内に入れると脱力し、体を起こしておくことができなくなります。


 腕を突っ張っておくことも出来なくなるので、体を支えておくことも出来ません。


 ここ15年は一口も飲んでいないので今飲むとどうなるか分かりませんが、15年前はビールを50ccくらい飲んで脱力し動けなくなりました。


 もちろん、全身真っ赤になり、額の血管は肥大化し、全身からドクドクした血液の流れを感じ、呼吸は肩呼吸になります。



<アルコールハラスメント>

 こんな私がアルコールを嫌う理由は単純です。

 アルコールハラスメント、いわゆるアルハラによって何度も命を失いかける経験をしているからです。


 私はアルコールを体内に入れると、こんな状態なので必ず飲酒を勧められても断ります。

 しかし、お酒好きな連中は、絶対に誰もこれを信じません。


 必ず一度飲酒して目の前で死にかけないと誰も信じないんです。

 それでも飲んで、死に掛ける姿を見せようとする私も若かったのですが、そのため職場の飲酒の場で、何度死にかけたことか。


 だから私は

「そんな軽いノリの気持ちで人を死に追いやる低俗な飲酒なんて習慣は、この世から失くしたい」

と言うわけです。

 私から言わせれば、安易に軽いノリで飲酒を勧める行為はアルハラではなく、殺人罪ですけどね。

 笑いながら殺人を犯そうとしている連中を憎まないはずがないですよね?



<アルコール嫌いが書くアルコール記事>

 そんな私がアルコールの体への影響をお話していくので、節々に感情が出てくるかもしれません。

 出来るだけ出さないようにはしますが、ご了承ください。

 そんな部分を探して逆に楽しまれるのも良いと思います。


 前置きが長くなりました。

 ではアルコールの体への影響、見て行きましょう!


 なお大部分はこちらの本を参考に記事を書いています。

健康予防管理専門士試験 公式テキスト



アルコールは太るの?

「お酒を飲むと太るのかな?」

 結論を言うと、お酒だけでは太り難いようです。

 確かにカロリーはありますが、アルコールを分解するのに必要なエネルギー量が大きいので、お酒を飲むだけではほとんど太らないようです。


 ちなみに、お酒には様々なモノが入っているので多少栄養価はありますが、アルコール自体に栄養価はほぼありません。


 水分としてもアルコールは利尿効果が高すぎて、逆に体内の水分を持って行かれるため、アルコールを飲むと脱水になると言われます。




アルコールが抜けるまでの時間計算方法

 アルコールを飲む人が気にすることは

「何時間くらいでアルコールが抜けるか?」

ではないでしょうか?


 その計算式をご紹介します。



<アルコールが1時間で分解できる量の計算>

 体重×0.1g=1時間で分解できる量


 貴方が体重60kgなら、

60×0.1g=約6g

 このことから、60kgの人は1時間で約6gのアルコールを分解すると言うことです。



<お酒に含まれているアルコール量の計算>

 飲酒量(ml)×アルコール度数×0.8=アルコール量


 もしアルコール度数5%のビールを500ml飲んだなら、

500×5%×0.8=20g

 つまり20gのアルコールを飲んだことになります。



<アルコールが抜けるまでに掛かる時間の計算>

 飲んだアルコール量÷一時間で分解できる量=分解に掛かる時間


 体重60kgの人が、アルコール度数5%のビールを500ml飲んだら

20g÷6g=3.3時間


 つまり、分解には約200分掛かることになります。




飲酒後の症状と対処方法

 お酒を沢山飲んだ時には様々な症状が出ますので、簡単にそれらを紹介します。


 基本的にこれらの症状対策は飲み過ぎないことです。

<一日のアルコール摂取の適量は?>

 一日20gまでが適量と言われています。


 それ以上飲むといわゆる

《飲み過ぎ》

ということですね。


 これはアルコール量ですので、お酒の量に換算すると

 概ね

  • ビール 500ml
  • 焼酎 110ml
  • 日本酒 180ml
  • ウイスキー 60ml
  • ワイン 180ml
  • 缶チューハイ 500ml

くらいの量です。


 何度も言いますがこれ以上飲んだら飲み過ぎです。


 私はこれらの10分の1量で命に関わりますので、

「これだけじゃ飲み足りない」

と言う連中の気持ちが一切理解できませんが。


 これ以上の量を一日で飲むと様々な症状が出てきます。

 それらの症状対策としては、これ以上のアルコールを飲まないことです。



<頭痛>

 いわゆる二日酔いに代表されるように、飲酒後に頭痛が出てきます。


 これは飲酒することによって血管が拡張されることによって神経を刺激すること。

 更に、アルコールを分解する際に発生する有害物質

《アセトアルデヒド》

が溜まるためです。



<嘔吐>

 飲酒による嘔吐は勿論食べ過ぎ・飲み過ぎによって、胃の容量オーバーによる嘔吐もあると思います。


 しかし、飲酒による嘔吐の場合は胃の容量オーバーではなく、有害物質を体外に排出生命維持機能が主だそうです。


 先ほども言いましたが、アルコールを分解する際に有害物質であるアセトアルデヒドが生成されます。


 その有害物質アセトアルデヒドの蓄積量が危険値に達すると、嘔吐によって無理矢理に体外へ排出するそうです。


 そのため、毎回吐いている人はその都度かなり体を壊していると言えます。


 ちなみに最悪な行為は、

「折角摂取したアルコールを吐き出すのはもったいない」

と嘔吐を無理に我慢する行為だそうです。


 飲酒時の嘔吐反応は生命維持機能が発動しているのに、それを無理矢理抑え込んでいるわけですからね。



<離脱症状>

 一般的にアルコールの離脱作用と言うと、アルコール依存症の人が飲酒をしないと出てくる禁断症状のことを指します。


 しかし、ここではそのレベルではなく、一般的な人の場合を言います。

 そのため、離脱症状と言う表現が適切かは少々疑問ではありますがご了承ください。


 アルコールが抜ける過程でトイレが多くなります。

 利尿作用が強いためですね。


 更に、抜け切った時に体には刺激があります。

 禁断症状とまではいかなくても、自律神経系の刺激等が行われるからのようです。


 その刺激のせいで睡眠から覚醒させられます。


 アルコール摂取後の睡眠は深度が浅く、しかも利尿刺激と離脱刺激によって直ぐ覚醒してしまいます。


 とても睡眠の質を落とすため、体のことを考えると夜に飲酒をする習慣はダメな習慣と言えます。




アルコールによる健康被害

 先ほどの症状は

「昨日お酒を飲みすぎちゃったよ」

くらいの場合の話でした。


 ここではそのようなことが何年も長期間続き、目に見えて体を壊してしまった場合とイメージして下さい。


 もちろん、私のように

『アルコール=毒』

と言うような個人的な体質によるモノではなく、一般的な健康被害について見ていきます。



<がん>

 アルコールの二日酔いの原因であるアセトアルデヒドは発がん性物質です。

 飲酒が原因で発症すると言われている癌は

  • 咽頭癌
  • 喉頭癌
  • 大腸癌
  • 乳癌

です。



<高尿酸血症(痛風)>

 アルコールを分解することで生じる物質が腎臓の機能を抑止してしまいます。

 腎臓の機能が弱まることで、尿酸が排出されなくなり、血中の尿酸の濃度が上昇します。


 尿酸が増えると関節部で結晶になります。

 その結晶が何かの拍子に剥がれると、体の免疫が敵とみなし異常反応を起こし、それが痛みとして現れたモノが痛風です。


 プリン体の多いビールを飲むと痛風になると言われますが、ビールじゃなくても痛風には成り得ると言うことですね。


 プリン体は尿酸に変わる物質なので、よりなり易いと言うだけです。

 プリン体を摂取しないから痛風にならないと言うわけではないようです。



<高脂血症>

 アルコール分解に大量の酵素を使用してしまうことで、脂肪酸の燃焼が出来なくなり肝臓に溜まります。

 肝臓に長く滞納していると別の物質へと変化してしまい、脂質異常を引き起こし、高脂血症となるようです。



<高血圧>

 アルコールを沢山飲むと交感神経が活性化します。

 交感神経が活発になると言うのは、要は行動する方へシフトチェンジすると言うことです。


 そのため、血管が収縮し、脈が早くなり、血圧が上昇します。



<糖尿病>

 多飲すると血糖値を下げるインシュリンの分泌が低下します。

 血糖値を下げる物質が減るので、要は血糖値が高まるため糖尿病になり得るんですね。


 ただし、本当に怖いのは糖尿病になることではなく、糖尿病の人が飲酒した場合のようです。

 糖尿病の人が多量に飲酒すると、足の切断リスクとか、失明の症状を加速させるようです。



<その他アルコール性疾患>

 他にも、様々な病気になるリスクが高いようです。

 簡単に列挙します。

  • 肝硬変
  • 脂肪肝
  • 膵炎
  • 胃潰瘍
  • うつ病
  • アルコール依存症
  • 睡眠障害

等々。


 このように見ていくと全然『百薬の長』じゃないことが良く分かりますよね。

 昔思われていた事を盲信しすぎ何だと思います。




《飲酒のメリット》を全面否定

<ストレス発散にならない>

「ストレス解消のために!」

なんて飲酒する人がいます。


 しかし、先程紹介した疾患の通り、逆にうつ病リスクを高めていたり、睡眠障害を引き起こすんですからね。


 飲酒はストレス解消ではなく、理性を飛ばして一時的に忘れさせるだけです。

 そのため現実逃避と呼んでも良いかと思います。


 それは解消とは言わず、むしろ人によっては

「はぁ~また飲んじゃったよ」

と自己嫌悪に陥りストレスを増し得ます。



<食欲増進と表裏一体の害>

 他にも言われている飲酒のメリットとして食欲増進効果があります。

 しかし、これも害と表裏一体です。


 何と言っても多くの人が気にしている肥満。

 食欲が増進されるので脂っこい物を沢山食べてしまい太ります。


 アルコールだけの摂取では太らなくても、この食欲増進効果により、沢山食べて太るんですよね。


 あとは胃潰瘍のリスクを高めることです。

 食欲増進とは言い換えると、胃酸過多な状態になると言うことです。


 胃潰瘍の原因はピロリ菌だけではありません。

 胃酸が出過ぎて自分の胃壁を破壊してしまう胃潰瘍もあります。


 そのため、食欲増進は必ずしもメリットだけとは言い切れません。


 実際に酒を飲むだけで、何も食べない人も多いですよね?

 それでは胃壁が増大した胃酸からダイレクトに攻撃され続けてしまい胃潰瘍リスクを高めます。



<酒で人間関係は良くならない>

 人間関係を良好にするかどうかは、環境や飲む相手によります。

 ただ単にアルコールで人間関係を良好にすると言う安易な考え方は余りに浅すぎます。


「相手のことを人間として見ていないんですか?」

と言うレベルでバカにし過ぎです。


 アルコールによって人間関係を良くする

《飲みにケーション》

と言う下らない考え方・風習については別記事にて徹底的に否定する予定ですので、ここではこのくらいにします。


 この部分をメリットとする人は、世代間の価値観論と言うモノを知らないのかと思います。

 その詳細はこちらの記事をお読みください。


 ここでは簡単にだけ言いますが、その価値観を大切にするのは60歳代以上の年配者世代の話です。




アルコールを飲む際の注意点等々

<食べ物を食べながら飲む>

 これは先ほど少し言いましたね。

 アルコールを飲むと胃酸が沢山出ますので、食欲が増します。

 逆を返すと、その状態で食べ物を食べないと胃潰瘍の原因になります。



<タバコとの併用は厳禁>

 タバコ単体の体への影響はこちら


 お酒とタバコを一緒に摂取する危険性については

「お酒と一緒じゃタバコをついつい吸いすぎちゃうから危険」

と言う意味ではありません。


 アルコールとタバコが合わさると毒性が大幅に増すと言うことです。


 アルコールとタバコを混ぜると、スズメバチを倒す農薬として使っている地域もあるほどの猛毒になるんです。


 秋頃にテレビ特集もされる、あの最強の大蜂であるスズメバチを倒すための毒を自分の体内に入れているわけですからね!


 毒性が高まると言うのはどう言うことかと言うと、タバコの有害物質はアルコールに溶ける性質を持っているので、吸収速度と吸収効率、吸収量が爆発的に増えるためです。


 もちろん、副流煙の方が有害物質が多いので、飲酒の場でタバコを吸うと言うことは、貴方のせいで周囲のタバコを吸わない大切な人達を早死にさせることを意味します。



<飲み会への参加を強要しない>

 今までとは情勢が違います。

 職場主催の飲み会は業務とする裁判例が出されました。


 つまり、

「飲み会も仕事なんだから出席しろ」

は今までは口実だったと思いますが、そうではなく、本当にそうなり得ると言うことです。


 法的な業務ですから、当然手当ての発生等の話にもなり得ると言うことです。


 当然仕事なので強要すればパワハラにもなり得ます。

 酒の場での振る舞いも職場での振る舞いと同じ扱いと言うことですからね。


 この詳細は別記事で書くので、今回はこのくらいにします。



<妊娠中、授乳期は飲酒厳禁>

 妊娠中の飲酒は流産・死産・奇形のリスクが高くなります。


 飲酒したアルコールの90%は母乳に溜まるそうです。

 つまり、飲酒後母乳を飲ませるとほとんどのアルコールが赤ちゃんへ行くことになります。


 赤ちゃんはまだアルコールを分解できないので、先程挙げたアルコールによる障害を全部そのまま受け得ます。

 そのため、授乳期の飲酒も赤ちゃんを亡くさないためには重要なことです。




アルコール臭いままの出勤が続くとどうなる?

 社会人の中には出社するとお酒臭い人がいます。

 残念ながら、介護の世界でも必ず酒臭いまま出勤する人がいます。


 そんな人達がどんな扱いになり得るのか簡単にご紹介します。

 なお、介護業界での実例を基にしての紹介になります。



<信用を失う>

 当たり前ですよね。

 酒臭い状態と言うことは、要はアルコールが抜け切れていない状態と言うことです。


 飲酒運転になるかどうかは、濃度によるので何とも言えませんが、違反にならない濃度だとしても分解し切れていないのは事実です。


 そんな酒臭い状態で仕事をしようとするなんて意識が低すぎると捉えられるわけです。


 私はこの言葉大嫌いなのですが、介護業界の常套句

「介護はご利用者の命を預かる仕事なんだから」

この言葉が大好きな介護の世界では、酒臭いまま仕事をするのは異常者と見られるくらいに評価が落ち得ます。



<降格処分>

 信用を失うの発展形ですが、酒臭いまま出勤することが続くと、信用は完全に地に落ち、役職者は降格処分となり、役職を失い得ます。


 実際にそれを理由に降格となった役職者を2名は知っています。


 もっとも、厳密には酒臭いから降格と言うよりも、

「酒臭いまま仕事をするな!」

と言う再三の命令を無視して、酒臭いまま仕事を何度も何度もしていたからですが。



<避けられる>

 酒臭い人は純粋に臭いので避けられます。

 肝臓を害していたら、酒臭さだけではなくキツイ体臭も交じって最悪です。


 それこそ臭害のスメルハラスメントになります。

 介護施設の多くでは体臭を気にする事は職員としての義務としている施設がほとんどですから、職務規定にも違反することになるんですね。


 もし、

「体臭なんてどうしたら良いんだよ!」

と悩んでいる介護職員がいたら、こちらの体臭改善方法はいかがでしょうか?

【体臭改善をし、今年は「良い匂い」と言われましょう】




最後に

 飲酒習慣を完全に廃絶させたい者が書いた飲酒の記事はいかがだったでしょうか?


 出来るだけ感情は出さないように書いたつもりでしたが、不快な思いはされませんでしたか?


 それとも、逆にもっと尖った内容を期待しましたか?

 もし、もっと尖った内容を期待しており、物足りないと感じた貴方は、こちらの記事をお読みください。


 他にもまだ

《飲み会は業務》

と言う、飲み会について法的な視点からの否定記事も作成予定ですので、物足りない貴方はご期待下さい。


 そちらは感情を抑えず、本気で飲み会と言う悪習を潰しに掛かるレベルで辛辣に書いています。


 このような否定的な記事は合う、合わないがあるかもしれませんが、あくまでも飲酒に関してです!


 何に対しても否定的な目線で物事を見ているわけではないので、是非他の記事も宜しくお願いします。



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 是非他の記事も宜しくお願いします。 

 ここまで読んでいただき有難うございました。