敬老会の司会を任されて焦っている介護職員向け!司会台本はこうやって作りましょう!

介護施設での敬老会

 介護施設において敬老会は一大イベントとなっていることが多いです。

 当然と言えば当然ですよね。


 だってご利用者みんな敬老会を祝われる年齢の人達ですからね。

 そこで、施設介護職員が行事を作ることになります。


 しかし、介護職員皆が皆行事の企画等に慣れているわけではありませんよね?

 そこで、少しでも敬老会に向けての力添えが出来ればと思い、本記事を作成している次第です。




介護職員が行事を作る

 介護施設の行事に参加したことがある方が知っているかどうかわかりませんが、介護施設で行われる行事は全て介護職員が仕事の合間や休日を使って準備をしています。


 ご家族じゃなければ参加したことがある行事は主に納涼祭だと思いますが、あの納涼祭も全部介護職員がプログラムから出店内容から全部作っています。


 そんな中で一大イベントが敬老会なので、敬老会の実行委員になると結構大変です!

 そのことを是非近所の人達やご家族には知っておいて欲しいと思います。


 そのようなことお構いなしに、食事で出されるお酒目当てで参加してくるご家族も実際にいますからね。


「酒はないのか!?折角家族みんなで来てやったのに」

と怒鳴り出す家族も過去には居り、とても悲しくなった経験もあります。




行事全体の設計

「敬老会の実行委員になった介護職員の力になれればと記事を書いている!」

と言ったものの、正直な話、行事の全体像や流れプログラム、出し物の数や内容等々に関して私から言うことはありません。


 と言うのも、新規施設じゃない限りは、既に過去の先輩方が積み上げてきた鉄板の流れがあるのが普通だからです。


 貴方の施設での敬老会を微塵も知らない私が、中途半端に介入して会全体を変に壊してしまっては元も子もないので。


 そのため、プログラムの作り方とか、食事をどうするかどか、大きな部分については何も言いません。


 貴方の施設でいつも行われている方法で是非行って下さい。


 なお、演芸に関してはボランティアを依頼するのが一般的だと思います。


 社会福祉協議会や市役所で、演芸ボランティアをしている人達の名簿、簿冊が貰えます。

 更に職員有志による出し物を行う施設も多いですよね。


 この辺り、介護施設での演芸・出し物を考える場合はこちらをどうぞ!

【介護施設での、行事の出し物・演芸を決める】




司会

 今回主に助力をしたいのは司会をすることになった人です。


 いきなり

「じゃあ貴方司会ね!」

「司会は女性の方が良いんだよね」

とか、わけがわからないまま司会を任されることが多々あります。


 当然大勢の前で話す機会なんてそうそうありませんから、緊張し、何をどうやったら良いのかすらわからないまま当日を迎える介護職員もいます。


 司会役のせいで眠れなくなるくらいに緊張してしまう介護職員も実際にいます。


 そんな司会をすることになった介護職員に少しでも助力をします。

 本記事ではアドバイスをしますが、

「そう言うのはやれない」

と言うことなら、こちらの活用もご検討下さい。

【敬老会の司会進行台本例】



<案内・前置き>

 会場にいち早く入り、マイクを持って、

「○○さんはそこです!」

のように、ご利用者を会場まで誘導している職員に指示を出しましょう。


 いつもと同じ食事席なら必要ありませんが、ご家族も来苑されるような大きな行事として行っている場合には、席が変わり得ます。

 そのため、出来るだけスムーズに誘導が行われるようにマイクを持って司会が誘導しましょう。


 指示が不要な場合は、音楽を掛けておいたり、早く到着したご利用者と会話をする等して暇な時間にさせないように工夫しましょう。


 この際の会話は普段から行っているコミュニケーションをマイクで行うくらいの内容で問題ありません。


 もしも、忙しすぎて普段からコミュニケーションを取っていない場合は、

「これから敬老会の食事とか、演芸もありますが楽しみですね」

みたいな話で繋ぎましょう。



<自己紹介>

 会が始まったら、自己紹介をしましょう。

 自分は何者なのか?

 ご利用者は知っているかもしれませんが、来賓やご家族は知りません。

 そのため、簡単な自己紹介をすると良いと思います。


 この部分ではあまり長々と自己紹介をする必要はありません。

 あくまでも乾杯に向けての導入程度の長さで問題ありません。



<乾杯の音頭>

 司会そのものが苦手な人が乾杯までするのは酷です。

 司会で眠れないくらいに緊張しているなら、前もって施設長等に乾杯の音頭をお願いしておきましょう!


 そうすれば

「それでは乾杯の挨拶を施設長の○○より貰いたいと思います」

で済みますからね。


 ここでの注意点は必ず早めに、前もって言っておくことです。


 嘘みたいな話ですが、

「そんなの知らねぇよ。俺は前もってキチンと話をされていないから何もやらないぞ」

と敬老会の本番中に、ご利用者の目の前で堂々と言い放った施設長も実際にいました。


 心情的には理解できますが、ご利用者が主役の敬老のお祝いの席なのに、これはあまりにもビジネスとして割り切り過ぎていますよね。


 もっとも、ビジネスと割り切っていても、顧客であるご利用者とその家族の前でこんな態度や発言をしている時点で経営者失格だと思いますけどね。



<メニュー紹介>

 多くの場合、敬老会は特別食が出されます。

 そのため、一個一個紹介しましょう。


 普段食べない食事ですし、厨房さんや栄養士も見た目を頑張っていますので、是非そこはピックアップしてあげて下さい。


 介護職員だけではなく、厨房等も含めて、施設職員全体で作っているのが敬老会ですからね!


 それに、司会としても時間の繋ぎとしてメニュー紹介は一番楽ですからね。



<食事中>

 たぶん施設での敬老会だと、司会も食事介助要員として駆り出されると思いますので、話す余裕はないと思います。


 しかし、人員に余裕があり、話す余裕が出来たとしても、食事中はあまり話をしない方が良いと思います。


 食事に集中していただくとか、ご家族との歓談を楽しんでもらうためです。


 ご家族の来ていないご利用者のところに行って、マイクを使わず個人的に声掛けをするくらいで良いと思います。



<繋ぎの話>

 これは必須ではありませんが、準備しておくと良いと思います。

 もしも時間が余ってしまったり、何もすることがない時間が出来てしまった場合等に、待っている人達が暇しないように、話をする繋ぎです。


 敬老会に関する話でも、9月に関する話でも、何でも良いと思います。

 敬老会の起源とか、月見・十五夜の話とか、秋の七草とか、お彼岸の話とか、おはぎとぼたもちの違いとか、敬老の日で貰いたいプレゼントとか、本人は何歳からが高齢者だと思っているのか?等々。


 このくらい準備しておけばそうそう話す事が無くなり、アタフタする事は無くなるかと思います。

 ちなみに、私がこのような繋ぎの話を準備する時に活用しているのはインターネット記事か、この本です。

マンガと絵でみる日本のしきたり便利帳

 9月の行事部分、敬老会としては載っていませんが、おはぎとぼたもちの違い、9月の節句の話、秋の七草等については載っています!



<演芸紹介>

 演芸で行うボランティアさんの紹介や、演目の紹介をします。

 この部分も少し話を出来るように、その演目等についての豆知識を用意しておいた方が無難です。

 着替えに戸惑っているとか、準備で少し時間を繋ぐことが多々あるためです。


 一番間を繋がないといけなくなる可能性が高いのがこの演芸の時です。

 準備待ちの時に

「ちょっと待って下さいね」

を何度も繰り返すことしか出来ないと、観客をイライラさせたり、退屈させたりしてしまいますよ!



<閉会の挨拶>

 これも司会が苦手なら、誰か役職者にお願いしておきましょう!

 もちろん、これも出来るだけ早く、前もって依頼しておきます。


 流石に現場の役職者で、拒否した人は一人も見たことはありませんが、当日その場で急にお願いするのは流石に不躾すぎますからね。



<案内>

 会が終わり

「はぁ、やっと終わった」

と気を抜くのはまだ早いです。


 と言うのも、ご利用者やご家族の中には、終わると我先にと出て行こうとする人が必ずいるからです。


 皆が皆一斉に出て行こうとしても問題ないくらいの広さなら良いのですが、そうじゃないなら、

「後ろの方々から順番に職員が案内しますので、案内があるまでそのままお待ちください」

のような案内をしないと大混乱が起きます。


 やることがないまま待つことが出来ないご利用者向けに、司会は誘導が落ち着くまでマイクを持った状態での雑談をしておくと、待っているご利用者やご家族にはありがたいですよね。



最後に

 最後の誘導が落ち着くまでのケアまですれば完璧です!

 そこまで気を回せるのであれば、司会での話し方がおぼつか無くても、それは初々しさと捉えられ、好印象になり得ると思います。


 話す内容を何も考えていなかったり、何処にも気を回せず、ただオロオロしているだけだと

「苦手なら準備をキッチリして来いよ!何やってんだよ」

と、怠け者との印象を与えかねません。


 確かに、苦手なら事前準備をしっかりしないといけませんよね。

 苦手な部分を出来るだけ準備段階で補おうとする努力がないと怠け者。

 言っていることは理解できますよね。


 もちろん、

「苦手だからこそ、出来るだけ司会のことを考えたくもない」

「苦手だから、何を、どこから、どんなことを準備すれば良いのかも分からない」

と言う気持ちも知っています。

 だから、今回私は司会者さんを中心に

「こんな感じのことを準備すれば良いと思いますよ」

と助力したわけです。


 最初の方でも言いましたが、

「このようなことを自分で考えられない」

とか

「出来るだけ司会のことを考えたくもない」

と言う貴方は

【敬老会の司会進行台本例】

のサービスを是非ご活用ください。


 実際に特養の敬老会の司会で使用した台本で、今回紹介した話の内容のほとんどが喋り口調でそのまま入っています。


 今の私は正直、台本なしでも司会が出来てしまうため、貴方の心配事や何に悩んでいるのかが細かい部分まで見えていないかもしれません。


 何かご要望等あればコメントでお願いします。



 最後に。

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