タバコの体への影響と、禁煙方法。

タバコは体に悪い

 言われるまでもなく常識としてほぼ全ての人が

「タバコは体に悪い」

と知っていると思います。


 私はだからと言って

「嗜好品であるタバコを止めろ!」

と命令するつもりはありません。


 個人的には世の中で

「タバコにも良い面はあるんですよ!」

と言っている意見は、周囲からあまりに非難され過ぎた喫煙者の悲痛な叫びだと思っています。


 そこで、喫煙者も、タバコを吸わない人も、今は一端フラットに、冷静になり、客観的に見てどんな影響があるのかを見て行きましょう。




タバコが体に与える影響

 タバコに含まれている成分が体に影響を与えます。

 その成分ごとに見て行きましょう!

<一酸化炭素>

 血液が酸素を運ぶのを阻害します。

 だからタバコを吸う人は疲れやすいと言われるんですね。


<タール>

 肺の機能を阻害します。

 タールと一酸化炭素とが合わさって、より疲れやすく、呼吸がぜぇぜぇしやすくなるんですね。

 発がん性物質としても有名です。


<ニコチン>

 血管を収縮し、血液の流れを悪くします。

 また疲れやすくなる原因が出てきましたね。

 これは疲れやすくなるだけではなく、血管を収縮させることで血流を悪くするのでその他にも、心臓への負担、冷え性、免疫低下、血管の硬化等々の影響が出ると言われています。

 タバコが止められない依存性を持たせているのは、このニコチンが原因と言われています。


<発がん性物質>

 タールが有名なだけで、他にも約100種類の発がん性物質が含まれているそうです。


 もっとも、個人的な意見をさせていただくと、発がん性物質と言う物は結構曖昧なモノだと思います。

 動物性たんぱく質の焦げ。これも発がん性物質としては有名ですが、発がん性物質と呼称しませんよね?


 この辺りには少し

「タバコを止めさせてやる!」

と言う非喫煙者側の策略が潜んでいるように感じます。


 ちなみに、私はタバコを吸っている人が街中にいると、喫煙者に

「なんかむかつく」

と不快に思われても構わないので、息を止めて通過するくらいにタバコ嫌いの非喫煙者です。


 でも、今は

「一端冷静に、フラットに、客観的に!」

なので。




受動喫煙

<受動喫煙とは?>

 他の体に良くないと言われる嗜好品と比べて、タバコが圧倒的に嫌われている原因は主にこれだと思います。

 吸っている本人だけではなく、周囲に大きな影響が出る受動喫煙の存在ですね。


 受動喫煙とは、タバコから直接吸う煙ではなく、吸われないで周囲に流れ出ている煙(副流煙)や喫煙者が吐き出す煙(呼出煙)等を周囲の人間が吸ってしまうことを言います。


 つまり、タバコを吸わない人でも、タバコによる健康被害を受けると言うことです。

 だから、タバコは他の体に悪い嗜好品よりも嫌われているんですね。



<副流煙の方が体に悪い>

 更に、タバコが嫌われている理由を加速させている理由。

 それが、直接煙を吸うよりも、タバコを吸わない人に影響のある

【副流煙の方が害が大きい】

と言うことです。


 つまり、喫煙者よりも喫煙者の周囲のタバコを吸わない人の方が健康被害が大きいと言うことですね。


 成分量としては、タバコから直接吸う成分量と比較して副流煙は

  • タール 3.4倍
  • 一酸化炭素 4.7倍
  • ニコチン 2.8倍

と言われています。


 肺がんの発がん率は、喫煙者本人よりも喫煙者の交際相手や配偶者の方が高いと言う現実があります。


 タバコを吸わない人の方がここまで被害が大きいのですから、タバコを吸わない人にとっては

「ふざけんな!」

となるわけです。


 実際に、タバコを一度も吸ったことのない私の母親も、職場の受動喫煙によって末期の肺がんになり、生死を彷徨う大手術を受けました。

 ちなみに、実家家族は誰もタバコを吸わないですし、家系に肺がんを患った人は一人もいません。




タバコによる健康被害

「体に悪い、体に悪い」

と言われていますが、では具体的にどのような病気のリスクを高めるのでしょうか?

 それを見ていきます!

<癌>

 説明する前から既に言っているのでこれは誰でもイメージしやすいですよね。

 癌になると言うことは、要は人間の細胞を破壊する成分が含まれていると言う意味です。

 癌細胞は、細胞を修復するときに突然変異で出来上がる細胞ですからね。


 だから発がん性物質以外でも、頻繁に口の中を噛んで常に傷だらけな人も口腔癌になりやすかったりしますよね。


 癌患者の30%はタバコに原因があると言われているそうです。

 もちろん先程言った副流煙による非喫煙者もこの中には含まれています。

 タバコが原因の癌率であって、喫煙者の癌率ではありませんので。



<心臓病>

 タバコは血管を硬くしますので、心臓の病気である狭心症や心筋梗塞になりやすくなります。

 喫煙者の発症率は非喫煙者の約5倍です。

 ただし、勘違いしないで下さい。


 喫煙者の周囲の非喫煙者は喫煙者より大きく影響を受けるので、ここでの非喫煙者と言うのは周囲に喫煙者が一人もいないレベルの人です。


 近しい人が喫煙する非喫煙者は5倍よりも発症率は高いと思って下さい。



<脳血管疾患>

 タバコは全身の血管を硬くしますので、当然脳の血管も影響を受けます。

 そのため、脳出血、脳梗塞等のリスクも増えます。


 喫煙者の発症量は、非喫煙者の約3倍と言われています。


 これももちろん、非喫煙者とは周囲に喫煙者が一人もいないような人のことです。

 近しい人が喫煙者の非喫煙者は、喫煙者の発症量のこれよりも発症リスクは高いと考えましょう。




禁煙の仕方

<「病気」と受け入れる>

「喫煙のせいで自分ではなく、自分の大切な近しい人を自分のせいで早くに亡くしたり、植物人間にしてしまう等はしたくない!」

と言うことで禁煙を決意する人もいます。


 その時に

「徐々に減らした方が良いかな?一気にゼロにした方が良いかな?」

等と色々と考える人が居ると思います。


 しかし、自分で我慢し、止めようと考えている時点で自分自身に甘すぎます。

 喫煙習慣は依存症ですので、異常症状、精神疾患等の病気だと考えて下さい。


 禁煙をしたいならまず最初にすべきこと、それは

「貴方は依存症と言う精神病です。病気です。」

これを受け入れることです。



<病院で治療を受ける>

 人は病気になれば病院に行って薬を出して貰ったり、手術を受けたりして治療を受けます。


 タバコの禁煙も同じです。

 だって、喫煙は病気なのですから。

 禁煙をするなら病院で【治療】を受けて下さい。


 自分で何とかしようとして治る病気だと思わないで下さい。

 そのように思っている時点で最初の

「喫煙は病気」

と言う認識がまだ完全には受け入れられていないんだと思います。


 カウンセリング理論の一つである、精神分析理論によると、喫煙は幼少期の親からの愛情の受け取りに何かしら異常があった者に多いと有名です。


 その真意はともかく、有名と言うことは、周囲からはそのような目で見られ得ると言うことです。

 何か恥ずかしいですよね。


【病院を探す】

 禁煙外来は今は日本中に広まっています。

 調べてみると案外いつも見掛けている身近な病院で禁煙外来が開設されていたりします。


 グーグルマップで

《禁煙外来》

で検索すると、案外身近に沢山ありますよ!


【健康保険の条件】

 喫煙も病気なので、健康保険が使えます。

 ただし一方で、自業自得な面も強いため保険が使える患者さんに一定の条件も付されています。

 その、禁煙で健康保険が適用とされる条件とは概ねこんな感じです。

  • 患者自身が禁煙を望んでいる事
  • ニコチン依存症と診断される事
  • 【喫煙年数×一日の喫煙本数】この値が200を超える事
  • 治療に関する承諾書に記述する事

等、全てに該当することです。




喫煙の費用と、禁煙外来の費用

 健康被害だけではなく、喫煙の大きなデメリットにはお金の問題もあります。

 そこでここではお金を見比べます。


<タバコの値段(月)>

 喫煙者の一日当たりの平均本数は約16本です。

 つまり月約480本になります。


 タバコの箱数にすると約24箱。

 タバコひと箱の平均値が約450円です。


 この数値から喫煙者が毎月タバコに掛けている平均的なお金は

 10800円です。


 病院による違いはあるかもしれませんが、禁煙外来で一通りの禁煙治療プログラムが概ね12週間とのことです。

 つまり約3ヵ月間。

 治療期間中タバコを吸うとしたら、掛かるお金は約3万円ですね。



<禁煙外来の値段>

【保険適用の場合】

 先程も少し言いましたが、約12週間掛かるそうです。

 約3ヶ月で値段は約2万円


 3ヶ月タバコを吸い続けるより安いですね。


【保険適用外の場合】

 保険適用の単純に約3倍です。

 6万円ちょっとですね。


 これは3ヶ月間タバコを吸っている方が安いですね。

 しかし、これで禁煙できれば、次月からは毎月1万円の出費がなくなりますので、6~7ヶ月間禁煙出来ていれば元は取れます。


 もっとも、保険適用される人はヘビースモーカーで、保険適用外の人はヘビーではない人なので、この数値通りになるわけではありませんが。


 あくまでも目安です。



<市販の禁煙用品>

 喫煙は病気です。

 そのため病院で治療を受けましょう。


 しかし、実費を見ると、保険適用外の人は正直躊躇するかもしれません。

 そのような場合には市販の禁煙商品の活用も有りかと思います。


 ヘビースモーカーは病院一択ですので、これらの活用はあくまでもライトスモーカー限定です。 


 これは依存物質であるニコチンをパッチで供給することで、タバコのそれ以外の有害物質を取り入れないようにしながら禁煙する商品ですね。


「口が淋しい」

と言う人にはガムタイプもあります。



 これはタバコに強いフィルターを付けるタイプです。

 そのため普通のタバコを吸いながら、吸う有害物質の量を減らすタイプです。

 ただし、これには注意点があります。


 このタイプ、喫煙者本人は良いのですが、副流煙は一切減りません。

 そのため、

「自分の身近な人達のために禁煙したい!」

と言う人には向きません。


 正直、非喫煙者からは

「自分勝手」

との印象をより増す事もあり得ます。




最後に

 もしもここまで読んで、

「責めないと言っておきながら、結局責めてんじゃん」

と思った貴方!


 それは違います。

 客観的な内容しか言っていません。


 これをもしも

「責めてんじゃん」

と感じたなら、それは貴方に後ろめたいとか、

「非喫煙者は喫煙者を責めるモノ」

と言う固定概念があるだけです。


 そんなに物事をマイナスに捉えてしまう、後ろめたい感情が心に根付いているなら、今が禁煙をする時かもしれませんよ!


 喫煙者本人よりも、喫煙者の大切な人達が先に亡くなって行く状態って、昔の映画でグリーンマイルを思い出しますね。


 ネタばれして申し訳ないですが、周囲の大切な人達が亡くなっていくのを一人見送り続けなければならなく、自分は死ねないと言う悲しい話ですよね。



 ゲームならビーナス&ブレイブスですね。

 人間の時に不死の呪いを掛けられた主人公が、次々と寿命で死んでいく仲間を見送り続け、苦悩しながらも世界のために100年以上戦い続けるゲームです。



 ちなみに、介護職員の中に喫煙者は沢山います。

 大半は周囲への配慮が出来る人ですが、中にはご利用者の健康に気遣えない腐った職員もいます。


 なんせ仲間の死にこんなことを言い切ってしまうような職員もいるくらいですからね!

【※閲覧注意!介護施設でのパワハラ職員】


 そんな介護現場で喫煙者の待遇や、非喫煙職員からどのように思われているのか?

 対立関係等の深い部分まで別記事で書いていく予定ですのでこうご期待。


 


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