面会で施設を訪問する時、こうして貰えると職員は助かる!

介護施設の面会

 介護施設の面会。

 ほとんどのご家族は義務感でされる方が多いと言うアンケート結果もあるようです。


 しかし、職員からすれば、そんな義務感なんて持たないで、もっとラフに、顔見せだけで面会してもらえればと思っています。


 頻繁に面会しているご家族もいれば、何年間も一度も面会がないご家族もいます。


 しかし、何年も面会していなかったご家族がいきなり来苑しても、職員は

「無責任な家族だ!」

なんて思いませんので、大丈夫です。


 それこそ、責任感があるからこそ、面会し難くなってしまうのかと思います。

 そんなこと心配する必要はありません。


 何年も面会がなかったご家族が来苑された後、職員は

「良かったですね、○○さん」

と会話しているだけです。


 本当に悪口等は言っていませんので、

「どう思われるかな」

なんて気にせず、是非顔見せをしてあげて下さい。


 今回はそんな施設面会をする上で、職員目線で

「これをしてくれたら助かります!」

という情報を書きたいと思います。


 実際に直接聞かれても、職員さんは

「いえ、何も気にせずいつでも来て下さい」

としか言えませんしね。




訪問前の準備

<面会可能時間を確認する>

 介護施設は年中無休24時間稼働しています。

 しかし、面会時間が決まっていることがほとんどです。


 ただし、24時間、常に面会オッケーな施設もあります。

(基本常時面会オッケーな施設でもワックス掛け等、面会不可な日はあります)


 この辺りはご家族が入所している施設によって違いますので、面会可能な時間を事前に確認しておいて下さい。


 折角

「家族が集まった機会に!」

とか、勇気を持って面会に行って面会終了後では悲しいですからね。



<食事時間、スケジュール等を聞いておく>

 これをされるご家族は少ないのですが、職員としては正直、

【出来れば避けて欲しい時間帯】

と言うモノがあります。


 それは施設によって違うので、ご紹介するのはあくまでも私の経験上の話になってしまうので、参考にして頂くくらいでお願いします。


【食事の時間】

 ご家族が食事の介助までされるなら問題ありません。

 しかし、食事の介助はされず、顔見せだけなら、食事時間は出来れば避けていただけると助かります。

 もちろん施設によりますが、特養辺りだと食事時間はかなりバタバタなので。


【食事の前後1時間】

 食事の時間だけではなく、食事の前と後、どちらも1時間ずつは出来れば避けていただけると助かります。


 食事の前は食事の準備でバタバタです。

 食事の後は、職員の主なお昼休憩時間になるので、見守りや業務を行う職員が一番手薄な時間帯です。


<差入れが可能かの確認>

 施設によっては基本的に差入れ禁止の施設もあります。

 特に夏場は。


 そのため、折角

「よし!美味しい物を差入れしてあげよう!」

と意気揚々と面会に行って、差入れを禁止だったらとても悲しいですよね。


 そのため、事前に差入れオッケーか確認しておくと良いと思います。


 ちなみに、日持ちする物でも事前に確認して下さい。

 日持ちする袋に入ったお菓子の場合、仲が良いご利用者にあげたり、貰ったりをすることがあります。


 しかし、そのようなお菓子が食べられないご利用者や、糖尿病で食べてはいけないご利用者もいます。


 実際にあった話として、歯がなく、ゼリーやペーストしか食べられないご利用者の口にクッキーを押し込んで窒息させてしまったご利用者も知っています。


 そのような事故も考えられるので、日持ちする、しないに関わらず、差入れの有無は聞いておいて下さい。


 特に普段面会されないご家族が来られた後に、その類の事故が発生します。



<職員への差入れ>

 特に必要ありません。

 職員はご家族からの差し入れを期待しているわけではないので、そこまで気を遣う必要はありません。


 とは言え、頂くととても嬉しいのは事実です。

 施設によっては即日無くなります。


 何が嬉しいのかは、本当に個人個人の好みの問題なので何とも言えません。

 ただ、こんな感じの訳あり商品で量が多い物を喜ぶ職員が多いように感じます。

 甘い物、しょっぱい物の好みは本当に人によります。

 傾向も何もないです。

 本当に早く無くなるので、

「私いっつも休みの日で食べられない!!!」

と嘆く職員が居たり・・・




訪問時

<事務所>

 来訪者名簿がありますので、正面玄関を入ったら事務所に行って下さい。

 通常は玄関から見える場所にあります。


 初めての面会なら

「初めてなのですが」

と伝えて、説明を受けて下さい。


 細かいルールは施設によって違います。



<フロア>

 これも施設によるのですが、ご利用者の過ごしているフロアへは

「ここを真っすぐ行って左手のエレベーターで○階に上がって下さい」

みたいに口頭だけの案内が普通です。

 つまり、職員が付き添っての案内までは基本的にしません。


 そのため、フロアに入ると途方に暮れることがあると思います。

 来訪者への対応をキチンとしている施設なら、誰か来れば必ず職員が寄ってきてご利用者のところまでキチンと案内します。


 しかし、忙しそうにバタバタしていて来訪者を見て見ぬ振りする施設も結構多くあります。


 その場合には適当に職員を捕まえて

「○○の家族なんですが」

と伝えて下さい。


 そうすれば流石に対応してくれますので。



<過ごし方>

 これも施設によります。

 そのため私の施設を例にしますので、これも参考にする程度でお願いします。


【フロア】

 フロアで他のご利用者や職員が居る中、一緒に過ごす方法です。

 この方法だと、ご利用者が普段どんな環境で、どのように過ごされているのかがリアルに見えます。


 頻繁に面会されているご家族に多いです。


【居室】

 ご利用者と一緒に居室に行っての面会です。

 どんな場所で寝たり、休んだりしているのかが分かります。


 たまに巡視の職員が入ってきますが、基本的にはプライベートな空間で一番ゆっくり過ごせる面会場所だと思います。


【面会部屋】

 面会部屋がある施設もあります。

 基本的に差入れはここで食べることになります。

 フロアや居室では他のご利用者の目もあるので、面会部屋以外で差入れを食べるのは禁止な施設が多いかと思います。


 ただし、そう多く面会部屋を用意できるわけではないので、複数の面会がある時には相部屋、つまり複数のご家族入り乱れることがあります。


 なお

【部屋】

としましたが、部屋ではなく、幾つもテーブルとイスが有る、談話スペースの場合もあります。




面会終了後

<フロア>

 ご利用者をフロアまで連れて行き、確実に職員に引き渡して下さい。


 面会中に

「寝たい」

と言ったからと、自分達で寝かせる等はしないで下さい。


 寝かせ方やサイドレールの位置、設備の状態等々、総合的な部分から事故の元になります。


 更に、職員に声を掛けないと、職員がご利用者の所在確認が出来なくなってしまうこともあります。


 面会をして、親切心でやったことのせいでご利用者が骨折してしまったとか、頭を打って入院とか、貴方が罪悪感に苛まれてしまいます。



<事務所>

 最後事務所にも

「帰ります」

と一声掛けて下さい。


 ご利用者のケアの内容を作っている責任者等から、何か伝えておくこと等があるかもしれませんし、簿冊に帰宅された時間を記載する施設も有ると思いますので。




最後に

 色々と言ってきましたが、これらはあくまでも職員都合の話です。

 面会でそこまで職員の気を遣う必要はありません。


 もっとラフな気持ちで面会してあげて下さい。

 面会をして文句を言っていたり、態度が迷惑そうになる職員が居たら、その施設は能力が低い施設の可能性があります。


 それだけ余裕がない状態で普段から仕事をしていると言うことですので、何かしら問題があります。


 それはその職員や現場に原因があるのか、現場を無視した無理のあるスケジュールのまま放置されているのか、現場の職員に不満が募る環境なのか。


 ともかく、面会をするご家族は何も悪くありません。

 是非、この機会に一度面会に行ってみてはいかがでしょうか?



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