日本では何故タトゥーへの偏見イメージがあるの?日本でタトゥーが入っているとどうなるの?

2019年11月5日

「日本でタトゥーを入れたら、貴方の人生は地獄になります!」

地獄

 よくゲーム等で最初に難易度を選べますよね?

 そこで貴方は普段何から始めますか?

 いきなりインフェルノ・ヘル(難易度:地獄)からは選びませんよね。


 日本でタトゥーを入れる選択をするというのは、この難易度選択でハード、ベリーハード、インフェルノ・ヘル(地獄)の難易度を選択するのと同じです。


 だから最初に

「日本でタトゥーを入れたら、貴方の人生(の難易度選択)は地獄になります!」

と言いました。


 それでも

「どうしても入れたい!」

と悩み、考えている貴方はこの先を読んで、自己判断してみて下さい。

 具体的にどのように影響があり得るのかをご紹介しています。


 結論から言うと、日本においてタトゥーを入れるメリットはありません。


 それでは順々に見て行きましょう!



刺青・タトゥーの違い

 タトゥーと刺青の違いを知らない人も多いと思いますので、最初にその部分を説明します。

 結論から言うと、違いはありません。


 昔から刺青は様々な用途で使われてきたため、その用途や時代、国等によって呼び方が無数にあります。


 そのため、呼び方が違うだけで中身は同じです。

 私は前職である警察経験の関係で、馴染みのある刺青(いれずみ)と呼びます。


 ただし、一般的にはタトゥーはファッションや若者が入れる物。

 刺青は暴力団や犯罪者が入れる物と言うイメージで使われるようですけどね。




日本でタトゥーが嫌われる理由

<刺青は弾圧された>

 まずは何故日本でタトゥーがここまで偏見的に嫌われているのかを見ていきましょう。


 日本でタトゥーが嫌われている理由を一言で言うと

《弾圧された歴史があるから》

のようです。


 イメージとしてはキリスト教弾圧と同じですね。

「何故日本ではタトゥーがここまで偏見の目で見られるの?」

と言う疑問は

「何故日本ではキリスト教がここまで普及していないのか?」

と言う疑問とほぼ同じかと思います。



<刺青先進国:日本> 

 江戸時代日本は世界的に刺青先進国でした。

 しかし、明治時代の近代化政策の中で

「刺青は原始的、野蛮の象徴」

と言うことで厳しく取り締まられたそうです。


 しかし、近代に入り世界的には

「タトゥーはお洒落で先進的!」

と一気に広まったそうです。


 日本は規制をし、世界は推進していった。

 その結果今の状態になったようです。


 日本は強い弾圧の歴史があり、世界的には規制や弾圧の歴史がないので、強い偏見はなく受け入れられているわけですね。



<弾圧された時代に戻ると言う事>

 韓国の徴用工問題、従軍慰安婦問題。

 ドイツのナチス問題等々。


 これらに対するその国々での現在の感情と同レベルの問題が日本におけるタトゥー問題だと思います。


「先進国、後進国、東京オリンピックがあるんだから!否定する老害共が!」

そんな軽い問題ではないんですね。


「タトゥーに偏見の目を持つな!」

という主張は

「最近まで行われていた弾圧された歴史・文化の状態に戻れ!」

と言っているのと同じわけですから、人の心に刻まれたその感覚や恐怖等を

「ダサい。後進国、オリンピックもあるし」

で一気に解消出来るハズがないですよね。



<ナチス政府復活と同等の抵抗感>

 日本で一気にタトゥーを受け入れると言う事は、ドイツでナチス政府を復活させるようなものです。


「でもヒトラーはいないから大丈夫だよ!」

と言って今のドイツの方々が

「じゃあ良いよ!ナチス政府オッケー!」

となると思いますか?


 だから、

「タトゥーを否定する人達の言い分にまともなモノがない!」

では、推進の理由としては弱すぎるわけですね。


 ドイツでも、

「ヒトラーと言う特定の人物はいないけど、ナチス政府が当時のような政策をしないと誰が保証できるの?」

と疑いの目を向けるのが普通だと思いませんか?


「否定する人達に明確な納得のいく理由がない」

と言って、ナチス政府再建を認められると思いますか?


 日本のタトゥー問題もそれと同等なのかもしれません。


 そのため海外の人達に日本におけるタトゥー偏見問題を否定する権利はないと思います。

 日本人がどのように心を解していくか?だと思います。


 もっとも、個人的にはタトゥーを入れる意味が全く理解できませんけどね。


 下らないお金の使い方。

 無駄金としか思いませんけどね。

 ちなみに、私的にはジェットコースターの存在も意味がわかりません。

 ジェットコースターと同等に刺青を入れる意味が理解できません!




日本でのタトゥーの値段

<それでもタトゥーを入れたい人>

 日本でタトゥーを受け入れるのは、ドイツでナチス政府を復興させるレベルの抵抗があると言いました。


 しかし、

「そんなの知らねぇよ!」

と入れたい人も当然いると思います。


 そこで、日本でタトゥーを入れるとなると幾らくらいになるのかも載せておきます。


 私は

「日本においてタトゥーを入れると人生の難易度が地獄レベルになるよ」

「そもそもファッションに興味がないので、刺青を入れる意味が分からない」

と言っているだけで、否定派でも、肯定派でもありません。


 そのため、刺青を入れたい人の役に立つ情報も少しは載せておかないとですからね。



<大きさによる値段設定>

 お店によって料金プランが違うようです。

 まずは刺青の大きさの違いによる値段設定の場合の目安です。

  •  コインサイズ 5000~1万円
  •  タバコサイズ 15000~3万円
  •  はがきサイズ 3~5万円
  •  B5サイズ  5~8万円
  •  それ以上   8万円~


<施術時間による値段設定>

 こちらは大きさではなく施術に掛かる時間によって料金が変わる料金設定の場合です。


1時間 1~2万円


 こちらの時間による料金設定に関しては主に一度では完成しない大型の刺青を入れる時に適用されるようです。


 片方の肩口から胸にかけてくらいの刺青で概ね20時間、20~40万円くらい掛かるようです。



<その他+α>

 大規模なモノやオーダーメイドのデザインとなると下書き等を作成する必要があるようで、予約費として別料金が掛かるようです。


 そのため、準備金として予約費が必要になる場合もあるようです。

 概ね0~5万円


 お店によっては針などの消耗品の費用も掛かるそうです。

 人の肌に入れるので針は使い捨てでしょうからね。

 数千円

のようです。


 前置きが長くなりましたが、ここから日本に置いて刺青を入れると生じ得るデメリットを見ていきます。




タトゥーは入場規制をされる

 温泉やプール等、刺青をしている人の入場を規制している場所があり、そこには入場できません。

 そのため、貴方が刺青を入れた場合、貴方の子供は親と一緒にお出かけすることに制限を受けるかと思います。


 なお、日本ではそれを無視して入場すると犯罪になり得ますので、

「知るか」

とか

「海外ではファッション」

等の持論で無視すると捕まり得ます。


「戦時中の国では食べ物もないから、盗みもある程度許されていた」

と持論を展開して今現在の日本で窃盗をするようなモノです。



タトゥー があると健康診断を受けられない?

 これは噂なだけで実際は受けられます。

 病院は流石に刺青があるだけで拒否できませんので。


 ただし、職場にばれたくないと、隠している人が

「健康診断を受けられない」

となることは有り得ます。


 職場に知られているけれど、それでも採用してもらっているなら職場の健康診断も何の問題もありません。



タトゥー を理由に婚約破棄をされる

 これは有り得ます。

 婚約は法的には一種の契約行為です。


 そのため取消も可能です。

 契約は、何か特別な理由があれば取消可能です。


 特別な理由がなかったり、自分に原因がある状態で婚約を破棄すると損害を賠償しなければなりません。


 ここで、重要なのは

【刺青を理由にした婚約破棄はこの特別な理由になるのか?】

ですが、日本では特別な理由になり得ます。


 つまり

【刺青が入っている事を隠しており、それが知られてしまった】

【婚約した後に、相手に無断で勝手に刺青を入れた】

等を理由に婚約を破棄することは、正当な婚約破棄になり得ると言うことです。


 そのため、貴方に刺青がある場合、相手が

「やっぱり結婚できない」

と婚約を破棄してきても貴方は損害を賠償してもらえない可能性があると言うことです。

 要は泣き寝入りですね。


 結婚となると本人同士の問題じゃなくなりますので、本人同士で刺青は問題ないと婚約していても、いざ結婚となると話が変わることがあるんです。

 特に日本では



タトゥー があると職場が限られる

<世間一般>

 これが一番大きなデメリットかと思います。

 就職と雇用、これも契約です。

 そのため、雇う側は募集する際に条件を付して良いんです。


「刺青をしている人は雇わない」

としても良いんです。

 これは人権侵害にはなりません。

 あくまでもお互いの同意に基づく契約行為ですので、雇う側が納得できない条件では成立しませんので。



<介護業界>

 介護の業界でも刺青NGな施設はあります。

 しかし、刺青なんて関係なく、あくまでも人間性で選ぶ施設も多くあります。


 実際に体に大きな刺青が入っているけれど、役職を貰っている介護職員を知っています。


「単に人手不足だから」

と言う理由の施設もあるでしょうが・・・


 その場合、ご利用者が怖がったり、不快になることを防ぐために条件は付されます。

 私が知っている限りでは

【仕事中は見えないようにすること】

です。


 最初から人目に付き難い場所に刺青を入れている人は特に問題ありません。

 問題は手首とか足首、首等に入れている人です。


 その場合はサポーターとか、下画像のようなアームウォーマー・レッグウォーマー、テーピング等を常にしておく必要があります。

タトゥー隠しアームカバー

 私の知っている刺青を入れている職員も、常にテーピングを巻いていました。


 もし貴方が刺青(タトゥー)のせいで就職に悩んでおり、少しでも就職しやすい介護業界に興味を持ったのなら、こちらの記事も併せてお読みください。



タトゥー があるとクビになる?

 就職先が限られるとしたので、採用試験時に特に確認等されずに採用され、その後に刺青がばれた場合。


「クビになるのでは?」

と心配する声も聞かれます。

 結論から言うと、それだけではクビになりません。


 採用した時点で契約は成立します。

 就職できるかどうか?の部分ではまだ契約は成立していないので排除できるのですが、契約が成立した後は話が違います。


 契約成立後は、法的にそれだけを理由に従業員をクビにすることは出来ません。

 それをしたら、人権侵害になります。

 ただし、人目に付かない部署へ異動とか、役職を降格させられる等は有り得ますが。



タトゥー がある人の子供がいじめられる

 これは多く聞かれます。

 日本で刺青は悪として見られます。


 その考えが世界的に遅れているかどうかとか、人としてどうかは知りません。

 事実を事実として言っているだけです。


 そのため、その刺青を見た大人からは当然冷たい目で見られます。

 そしてその冷たい目線は、その子供にも伝わります。

 子供のイジメの理由なんてこれだけで十分です。


 もしイジメに発展しないとしても、親同士の間で

「○○ちゃんと遊んじゃダメ」

との裏の協定が作り上げられれば、刺青をしている人の子供は孤立します。



タトゥー があると生命保険に入れない?

 これは噂のようで、実際は入れるようです。

 そもそも生命保険に加入する際に刺青の有無は聞かれませんよね。


 ただし、これは【加入段階】です。

 保険金の支払い段階では話が変わってくるようです。


 刺青が入っていることがバレると、保険金が下りないことはあるようです。

 つまり、加入して保険金を支払っていても、保険金が下りず、保険金の支払い損な状態にはなり得るようです。


 言葉の罠みたいなものですが、加入は可能でも、意味はなくなる可能性はあるようです。

 これは可能性の話で、反社会勢力等、よっぽどじゃない限りは保険金も下りるようです。


 最近はこのような保険の相談ができるサービスが増えてきましたので、まずはこのようなサービスを利用して、相談してみてはいかがでしょうか? 



最後に

「人権侵害」

「日本は遅れている」

「芸能人の○○もやっていて、ただのファッション」

とか

「親が悲しむ」

「大事な体に傷をつけて」

「一生残る汚点」

等々、賛否様々な考え方があると思います。


 しかし私からしたら、これら全部どっちでも関係ありません。

 私は不快じゃないですし、別に刺青が入っていようが、入っていなかろうが関係ありません。


 刺青に関しては

「日本と言う国において刺青を入れるとどんな影響があるのか?」

 そのメリットとデメリットを自分で判断し、選択すれば良いだけだと思います。


 この選択は別に刺青だけが特別なことじゃありませんよね。

 就職先を探す時だって、

「この仕事を始めたら、ここが良いけど、ここが悪い」

なんて考えます。


 それと同じ問題だと思います。

 ただ、刺青は日本においてデメリットの方が遥かに多いと言うだけの話です。


 それ以上でも、それ以下でもないと個人的には思います。

【介護職になる場合、刺青は隠す手間の分だけ面倒ですが、就職はし得る。】

こう言うことですね。



 最後に。

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